大森川ダム

Nao Machida // 2016/09/18


大森川(おおもりがわ)ダム
HG
P
Ver.1

あまり団体行動が得意でない私は、ダム巡りも単騎行動を好む。複数で行くのもせいぜい家族と一緒位で、好き勝手やらせて頂いているのだが、そんな私でも一人で行くのはちょっとなぁと思うがとても行きたいダムというのはいくつかあり…

ある秋の朝、私はここに居た。
高知県。
奥南川林道起点。

集まった仲間は8人。
エクストレイル2台借りて林道突入!
雨の林道は路面状況最悪で、厳しい状況を慎重に慎重に行軍。
車に搭載されてるセンサーがずーーっと鳴り続いてた。
路面は舗装なんてされてなくて、砂利道でもなくて。
うちの車じゃ絶対無理。
RV車借りたとしても一人じゃ絶対ココロ折れる。

小さな堰。どうやら副ダムらしい。
ということは目的のアレはもうすぐ・・・

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
突如現れる大森川ダム!(大げさ)
V字の谷間にスパーンと現れる左右対称なお姿、カッコイイ!の一言に尽きる。

ゲートをクローズアップ。大きなラジアルゲートが1つ。大森川ダムは四国電力が管理する発電ダムで洪水調節は目的に含まれていない。ゲートの脇からお水どばばば。河川維持の放流のようだ。
暫くぼーっと眺めたり写真撮ったりして楽しんだ後、ダムへお近づきに参りましょうか。

先ずは右岸側のダムサイトへ。天端は立入禁止。堤体の大きさの割に細い天端には、何やら後から設置されたらしい箱も見える。

フェンス越しに堤体を愛でる。雨でしっとり濡れた中空重力式の堤体。天端からの角度の付き方とか中空重力式!って感じしますよね。え?しない?分からない?……ままま、全国に数少ない形式のダムさんなので、遭遇した際には横からもじっくり愛でて頂いて、角度感も体感してみてください(どんな案内や)。
私の萌えポイントの一つでもある、苔むしてる感じもこれまた良い。たまらん。

ちょっと動いて上流側からも愛でる。中空重力式の特徴と言われる「タコ足」さんは水位も高かったのでお目にかかることはならなかった。

さらに上流側に目をやる。取水設備が浮かんでいた。よく見る取水塔ではなく、ポンプの吸込口。ここからダム湖畔まで伸びたパイプは……

ぐるりとダム湖沿いを迂回してゲートまで続いており、下流側からみたゲート脇からのどばばばになっているようだ。
ポンプの制御は天端に設置されてた箱の中にある装置で行っているっぽい。発電ダムにおいても下流への河川維持放流が義務付けられているのでそれに準拠したのがこの水なんだろうと思われる。

更に移動して、左岸側へ。こちらから愛でる大森川ダムさんもイケメン♡
時折強く降る雨に車に退避して雨をしのぎつつ、時間をかけてダムを愛でる事ができた。

大森川ダムは、「四国堰堤ダム88箇所巡り(※)」の札所になっている。水利使用標識の看板のところにハンコがあるが、スタンプ台は無いに等しいので、自分で用意しておこう。
※「四国堰堤ダム88箇所巡り」については公式サイトで詳しくご紹介されていますので、興味を持たれた方は是非チェックしてみて下さいね☆

大森川ダムは秘境ダム。ダムへのアプローチは数パターンあるが、どれも路面の良くない林道を慎重に進んでいく必要がある。落石や崩落等で通行止めになってることも多いようだ。林道に入ったら携帯の電波も届かない。
そんな難易度の高い場所なので、安易に行っておいでーとは言えないダムであるが、調査や準備をしっかりして取り組めば感動を持ち帰る事ができるダムなのは間違いないので、ダム巡りを進めていって余裕が出来てきた頃合いに、機会があればチャレンジしてみて頂きたいなぁと思う。
素晴らしい機会に同行させてくださった仲間に感謝。

■DAM-DATA
ダム番号2311
型式越流型中空重力式コンクリートダム
非常用洪水吐
常用洪水吐テンターゲート×1門
低水管理設備
ダム湖名大森川貯水池 (おおもりがわちょすいち)
所在地高知県吾川郡いの町
河川名吉野川水系大森川
堤高・堤頂長73.2m・191m
総貯水容量19120千㎥
管理者四国電力(株)
Web
本体着工/完成年1957年/1959年
四国88堰堤第33番堰堤札所
駐車スペース管理所付近、ハンコスポット付近に数台停められるスペースあり。周辺の道は細いので注意
トイレ無し
おむつスペース無し
※記載情報は訪問した時点の情報です。状況が変わっていることがありますのでご了承ください。
場所: 大森川ダム

大きな地図で見る

0 コメント