畑川(はたがわ)ダム
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Ver.2
大晦日の夜、私は京都に向かっていた。…ってあれ?・・・そうなんです。やっぱ諦めきれなくてですね。アホやろ~とか言われながら一人で飛び出すつもりが、また家族付いて来ちゃいまして/(^o^)\(息子は「もういいや」っつーて祖母宅にお泊りだったけどw)
数日前に来たばかりだったので、道に迷うこともなくサクサクっと現地まで。
管理事務所近くの駐車スペースに車を置かせていただいて、ふと空を見上げた。だいぶ空は明るくなってたが、バイパスの橋の上に月が光ってた。
今時なデザインの管理事務所に、また来ちゃいました(てへーw)。わかりにくいですが、管理事務所の上に赤色灯が点灯していて、放流中であることを示していた。
31日から試験放流スタートしてまして、もう終盤な畑川ダムの堤体を管理事務所脇から望む。うん。水面から堤体が顔を出してない。越流してるねっ。わかっちゃいるけど確認してしまう。自分の目で見れて感無量w
ダム湖側を眺める。非常に気温が低く、ダム湖の水面から湯気のように蒸気霧がのぼっていた。物凄く寒かったんだけど、神秘的な風景にしばらくうっとり見とれていた。
いよいよ堤体脇へ。おぉぉがっつり越流してるうう!!!静かではあるが、しっかりと水が流れていっている姿を見てじぃぃん。・・・しかし寒い。
どんくらい寒いかっつーと、、、ダム脇の道に設置されていた、足場の木がこんな真っ白になってたり、、、
高さ5センチ以上の霜柱でびっしりだったり。周囲を見渡すとなんだか白っぽい。白っぽいのは全部霜だった。霜が降りて真っ白になってる風景なんてもしかしたら私初めて目にしたのではないだろうか。
堤体脇から眺めるのは、愛でられるスペースが限られていて、ウロチョロしては隙間から眺めてる感じで、、、でも水が流れる様子は愛でることがちゃんとできて嬉しかった。しかし傍から見たら怪しかっただろうなぁ〜なんせ終始ニヨニヨしてたし…/(^o^)\
堤体の両脇の方で越流した水は、階段状になっている導水壁?導水路?を伝って中央にまとめられて流れていく。
そんな迫力があるようなだばぁではないんだけど、これはこれで凄い貴重な越流の様子を間近で見ることが出来て、ホント間に合って良かったな〜。
うう〜ん、白い。ダム湖の湖面と同様に、越流した水からも蒸気霧がもくもく。ほんとこの一帯全体が凍りつく寒さだった。
写真では(私の腕がアレすぎて)わかりにくいかと思うが、キレイに非常用洪水吐を越流しているのが見えた。
そうこうしていたら、山の稜線がクッキリしてきて太陽が顔を出し始めた。ああっ!!これってもしかして初日の出?!(もしかしなくても初日の出ですw)慌ててカメラ向けるものの、慌ててしまってカメラの設定どうするのかとか完全に頭からぶっ飛んでしまい/(^o^)\結局冒頭の写真をスマートフォンで撮ったという・・・w
ダム巡りを始めて、放流しているダムはいくつか見てきているが、建設中のダムの試験放流を見学したのはこれが初めてだったので、フライングで終わらせるのは我慢ならず2往復してしまったのだが、非常に価値のある見学が出来て嬉しかった。
この後、昼前まで試験放流を行い、その後常時満水位まで水位を下げる為中央のゲートからの放流を行い、1月9日には常時満水位まで戻ったということだ。
暖かくなるまでダム巡りはお休み・・・とか言ってたハズなのに、年末年始からぶっ飛ばしているのは、きっ、、、気のせいだよねっ(殴
■DAM-DATA:初回訪問時のデータをご参照ください。
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