小渋(こしぶ)ダム
A
FNAP
Ver.1
中央自動車道・松川ICから59号線、飯田線の伊那大島駅を越え、天竜川を越え、山道を気持ちよくドライブしているとあっさり到着。資料館があるので、駐車スペースもあります。現在工事を行なっている為、あちこちに工事の看板があったりします。
車を停めて、堤体の方へ向かうと、ゲートがありました。木彫りのふくろうさんが印象的。よくよく見ると、土台の部分に可愛い手形が。幼稚園の卒園制作かな?
小渋ダムだけでなく、この日訪ねた他のダムでも見かけた正しい姿勢看板。みなさん正しい姿勢でダム見学を楽しみましょう\(^o^)/w
訪問する数日前に放流しているのをライブカメラで確認はしていたのですが、訪問した日は放流は行われていませんでした。実際に放流しているところ、見たかったな〜。
天端からダム湖を眺めます。湖水はよどんでました。洪水期を控えているので水位は低め。正面の斜面に立ってるポールは水位計。
天端を歩くとトンネルが。ごくり。←
トンネルの横にも立入禁止なトンネルが。
トンネルを抜けるとそこは坂道でしたw 更にテクテク歩いて登って行くと管理所があります。高台の管理所は、渡り廊下で繋がってる綺麗な建物。比較的最近出来た建物のようですね。
実は到着が想定よりかなり早く、ダムカードの配布リストに記載されている時間まで1時間近くある状況で、しばらく管理所付近をウロウロしていました(怪しい…。
管理所脇から堤体を眺める…。水位低いと見た目も結構変わるなぁ。なんて思いながらぼーっとしてたら管理所から職員の方が出てこられましたww\(^o^)/ww
Σあああああのっ、朝っぱらからすいません、あのその、だだだだだむかーどっいただきたいんですがっ…とか何とかカミカミで声をかけたら「あ〜ほれあっち(ダム右岸)にある、インフォメーションセンターを開けるとこだよ〜。あそこに置いてあんだよねぇ、あ、ハイどうぞ。」とポケットからダムカード出して渡してくださったw さすが中の人、いつ何時声かけられても配布することが出来るようになっておられる!(感動)←ちょw
インフォメーションセンターまで、職員の方とお話しながら戻ってきました。見学会も開催するので、今度はぜひ中も見学してみてくださいねぇ、平日なら事前にご連絡頂ければご案内できますし〜、とのこと。うん、また絶対来ます!(♡v♡)←
パンフレットは品切れでしたが、ダムカードは置いてありましたw 変な時間に来ない限りは対人恐怖症な方でもダムカード、普通に持って帰れますねw
…とまぁ脱線してしまいましたが、このインフォメーションセンター、小渋ダムの紹介もしていますが、小渋ダムを作ることとなった「三六災害(さぶろくさいがい)」についても紹介している施設なんですね。
昭和36年の6月〜7月にかけて、梅雨前線による大雨で全国的に大雨となったのだが、その際に長野県の天竜川流域に大規模な土砂災害をもたらし、伊那谷では130名近い死者・行方不明者を出す災害となったそうだ。
災害から50年が過ぎた今、この記憶を風化させまいと色々な取り組みが行われたりしているそうです。
小渋ダムが現在抱える問題は「堆砂」。想定よりはるかに多い土砂が堆積していっているらしい。その対策として現在、小渋ダム施設改良事業として排砂バイパストンネルを作る工事が進行中である。
■DAM-DATA
ダム番号 | 1021 |
型式 | アーチ式コンクリートダム |
ゲート | ローラーゲート×2門、ラジアルゲート×5門、ジェットフローゲート×1門 |
ダム湖名 | 小渋湖 (こしぶこ) |
所在地 | 長野県上伊那郡中川村、下伊那郡松川町 |
河川名 | 天竜川水系小渋川 |
堤高・堤頂長 | 105m・293m |
総貯水容量 | 5,800万㎥ |
管理者 | 国土交通省 |
管理所 | 天竜川ダム総合管理事務所 |
本体着工/完成年 | 1963年/1969年 |
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