荒川貯水池
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Ver.1
荒川沿いに、彩湖(さいこ)と呼ばれる、大きな調整池がある。正式名称は国土交通省が管理する荒川第一調節池という。埼玉県・東京都の上水道貯水池でもあり、また、洪水時の水の退避場所でもあるという、大変重要な役割を果たす調整池。そんな彩湖のほとりにあるのが彩湖自然学習センター。彩湖をとりまく自然について、荒川第一調整池の役割について学べる施設ということで見学してきたよ。
彩湖の周辺は、「彩湖・道満グリーンパーク」という公園となっている。レジャー施設として有名なようで、休日ともなると沢山の家族連れが訪れる場所らしい。大きな駐車場があるので、車で行っても大丈夫。訪れた日は日曜で、広場ではバーベキュー等火を使うことが許可されているため、沢山のバーベキューパーティが行われていて、煙がすごいことになっていた/(^o^)\。そんな中をてくてくあるいて学習センターへ。センターへと続く道は自然の道(いや、アスファルト舗装されてたけどさw)って感じの両サイドにセイタカアワダチソウがワサワサ生えてる中を歩いていきましたw少し歩くとトンボやバッタ等、虫があちこちから出てきて、一緒に行ったムスメは大喜びでした。
あちこちに案内看板がある。
センターは5階建ての建物で、各フロアにテーマを定めた展示を行なっている。
1階フロアは荒川の中流域で生息が確認されている魚を展示していたんだが、その中でも特に印象に残ったのは巨大な鯉のみなさんw
私の手の大きさと比較してもらうと、でかそうなの、お分かり頂けますでしょうか…w 他にもスッポン(これも大きい子だった)やミドリガメ等の亀やザリガニ等も展示されていて、プチ水族館だった。そして、意外と沢山の生物がいるんだな、と改めて実感。
ミドリガメのみなさん。
何故かタワーになっていた/(^o^)\
イベントで作成したというみみずくさん。
可愛かった〜。
想定外に見学者が多かったのと、ムスメを連れていっていた為、あまり写真を撮ることが出来なかったのですが、水の中のこと、水辺のこと、草原・湿原のこと、森のこと、そして荒川のことがコンパクトながら興味深く楽しく学べる施設でした。
屋上デッキから彩湖を望む。左に見えるのは幸魂大橋。
ここを訪れたのには理由があって、実はこの彩湖、「荒川貯水池」ダムカード作ってるんですよ。ダムじゃないんですけどねー。ダム湖でもないんですけどねー。でも洪水調節や貯水池としてのお仕事しているところなので、ダムカード作ったのかな。このダムカード、今までは少し離れた国土交通省の事務所で平日のみ配布していたのですが、今年からこのセンターで土日も含めて配布始めてまして。といってもこちらの施設、戸田市の施設なんですけどね。ご好意で配布されているんでしょうね、ありがたいです。
ムスメはまだこのダムカードを持っていなかったので、入口の職員さんに「あむカード(ダムカード)くーだーさいっ!」と元気に要求していたのでありました/(^o^)\
で、本当の目的はこちらのパンフレット。以前ダムカードを頂きに行った際にパンフレットについて言えなくて。今回は3階にある事務室に行って職員の方にお願いしましたところ、快く提供くださいました。ありがとうございます。
しかも、ムスメがいることに気づいて「お子さんにはこちらの方がいいかと思ったので、良かったらどうぞ^^」と自然環境ハンドブックという小冊子まで頂いてしまいました。これがまた写真や絵が豊富で判りやすい資料で、大変勉強になっています。ありがとうございました!
■施設情報
彩湖自然学習センター
開館時間:10:00~16:30
休館日:
第2・第4・第5月曜日(この日が祝日、振替休日の場合は開館)
月末 館内整理日 (この日が、土日曜日、休日の場合は開館)
年末年始(12月29日~翌年1月4日まで)
■DAM-DATA(ダムじゃないけどーw)
ダム番号 | ー |
型式 | 堰、掘込式貯水池、河川浄化施設 |
湖名 | 彩湖(さいこ) |
所在地 | 埼玉県戸田市、さいたま市、和光市 |
河川名 | 荒川水系荒川 |
流入堤高・幅長 | 13.8m・145.7m |
水深 | 約8.5m(洪水期) 約10.7m(非洪水期) |
総貯水容量 | 1,110万㎥ |
管理者 | 国土交通省 |
管理所 | 荒川上流河川事務所 |
本体着工/完成年 | 1980年/1997年 |
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