畑川(はたがわ)ダム
G
FNW
Ver.1
29日の夜、私は京都に向かっていた。試験湛水を行なっていた畑川ダムがサーチャージ水位を迎えるぞーっ、30日に試験放流が行われるかもしれないぞーっ…という情報を得た為。サーチャージ水位を超えての放流はそれこそ100年に一度の大洪水でも起きない限り見ることは出来ない貴重なものなので、これは是非この目で見ておきたい!と思いまして、私は一人、意気揚々と車に乗り込み…って…あれ?
なんか家族も「ついて行く!」とか言ってるよー/(^o^)\マジで~。
仕方がないので急遽家族揃って京都へ向かうことになりました。
この時点では「30日に試験放流を行う」とは決まっていませんでした。水位の上昇具合では31日にずれ込む可能性がありました。しかも私、大晦日の夕方には東京ドームで開催される某アイドルのコンサートのチケットが手元にありましてですね、30日の夜には帰らないといけないという強行スケジュール。ちょっとしんどいよーとは言ったんですが、冬休みということもあり「付いてくー\(^o^)/」ということに…。
畑川ダムのある京都府南丹市には30日の朝、無事到着。小雨がポツポツ降っていて、これはサーチャージ水位へ後押ししてくれる雨だわねムフフとか思いつつ、まだ早いから道の駅で仮眠を取った後、オープンした道の駅のお店で朝ごはんを仕入れて移動開始。とりあえずのんびり朝ごはん等食べていたら既に現地入りしていたダムマニアの方達のネットへの投稿が飛び込んできた。
「今日は試験放流やらないって…」
おっとぉwww マジですか~~~/(ToT)\ 。 でもせっかく来たんだから畑川ダムを見学して帰りましょう、ということで現地へ。
ダムへの入口にでっかい看板。
京都丹波のノボリが迎えてくれましたw
管理事務所横のスペースに車を停めさせて頂きまして、、、きょろきょろ。おぉ、ダムの真正面はあの橋から眺めることができそうですな。。。しかしガスってるなぁ(雨降ってますし)
管理事務所は白い建物に木を組み合わせた素敵建築でした(´∀`*)
今日は試験放流を行わないってことで大変静まり返ってました。
あれが天端かな…?とカメラ片手にウロウロしてたら、居合わせたダム好きさんと思われる男性に「天端の横?まで入ってもイイみたいよ~」と助言頂きました(∩´∀`)∩ワーイ
ダム湖側も見えるので眺めてみる。天端経由してあの橋を通るルートが付替道路なのかな?
そしてダム堤体の方を見る。。。もうそこまで来てるやん~~(うずうず
天端横から水位はどうかしら~っと眺めてみる。後10~20センチってところ?もうあふれる寸前\(^o^)/
居合わせた男性の方と「いや~今日しか来れなくって~。いや~ここまで水位きてるんやぁ~~うわ~めっちゃ悔しい~~ww」とか言いながら小雨の中ウロウロしまくってたら、職員の方が出て来られて、少しお話させていただくことができました。「東京からわざわざ来はったんですかー!」と驚かれつつ、「簡単なものですがチラシ作ってますんで持って行ってくださいねー」とダムについての説明が書かれたプリントを渡してくださいました。
明日は間違いなく試験放流実施だろうな、越流する瞬間を自分の目で見たかったなぁ、と思いながら畑川ダムを後にしたのでした。
■DAM-DATA
ダム番号 | 3170 |
型式 | 直線重力式コンクリートダム |
ゲート | 自由越流式 |
ダム湖名 | 下山四季彩湖(しもやましきさいこ)※2013年5月公募により決定 |
所在地 | 京都府船井郡京丹波町 |
河川名 | 由良川水系畑川 |
堤高・堤頂長 | 34m・87.8m |
総貯水容量 | 1960千㎥ |
管理者 | 京都府 |
Web | 畑川ダム 工事Webサイト |
本体着工/完成年 | 1992年/2012年 |
0 comments:
コメントを投稿