矢木沢(やぎさわ)ダム
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Ver.1
関東の水瓶である利根川上流8ダムの中でも最大級を誇る矢木沢ダムに行ってきました。
須田貝ダムの先にある専用道路入口から5km位走ると見えてくるのがコレ。
非常用洪水吐の吐口だ~!年に1度、春頃に放流設備の点検作業を行うことがあり、ここからの放流を見ることが出来る場合があるらしい。しかもこの吐口ったら、、、
真横?真下?まで行ける!!
…というか、矢木沢ダム堤体への道の途中なので、洪水吐をくぐって行くことになる! タイミングが合うようであれば、ぜひとも試験放流を見学したいなー♪
矢木沢ダム堤体は場所によって異なる形式の脇ダムが連なっている。駐車場スペースに一番近い部分はロックフィルダムの脇ダムになっている。
舗装された天端をテクテク歩いていくと…
ウイングダムと呼ばれる洪水吐ゲート部分が見えてきた。矢木沢ダムは堤体本体にはゲートを持たない作りになっている。
ゲートは2門。隣の管理事務所とゲート操作室?ゲートピア?は繋がっているみたいだ。
ウイングダム天端から下流方面を望む。ここから流れた水はさっきの吐口へ繋がっている。
ウイングダムの左岸側は複雑な形。この形に理由があるんだろうけど、ちょっとまだ私にはよくわからない。
さらに進んでいくと、アーチ型の堤体本体に到着(冒頭写真)。堤体本体にゲートを設けていないので、綺麗なアーチが目の前に現れた。
ダムの下を覗きこむと発電所が見えた。
天端を歩いて左岸側からもっかい覗きこむ。う~ん綺麗。これは直下から眺めてみたいなぁ。
ダム湖名は奥利根湖。ダム湖百選に選ばれている。
管理事務所に併設されている、「ネイチャービュー矢木沢」では、矢木沢ダムや周辺の自然環境等についての紹介を行なっていた。
訪問したのが日曜日だったので、ダムカードは管理事務所では配布していない。ネイチャービュー八木沢の施設内に封筒とポストが置いてあるので、こちらに送付先を記入して投函する。後日管理所の方がダムカードを送付してくださるという形をとっている。
余談だが、私と子どもの分を貰おうと思い封筒に送付先を記入しようとしたが、送付先が同じだし…と封筒に連名で記入したところ、ダムカードが一枚だけ送られてきた/(^o^)\ 基本1名に1枚なのでイレギュラーなことをする際にはきちんと説明を添えておかないといけないなぁと反省。
そうそう、ダム愛好家の方が出版された「ダムマニア」という書籍が置いてあったよ♪
■DAM-DATA
ダム番号 | 612 |
型式 | 非越流型アーチ式コンクリートダム |
ゲート | 越流型2段式ローラーゲート×2門 |
ダム湖名 | 奥利根湖 (おくとねこ) |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町藤原 |
河川名 | 利根川水系楢俣川 |
堤高・堤頂長 | 131m・352m |
総貯水容量 | 204300千㎥ |
管理者 | 水資源機構 |
Web | 矢木沢ダム(水資源機構ホームページ) |
本体着工/完成年 | 1959年/1967年 |
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