朝霞浄水場

Nao Machida // 2013/06/02

6月1日~7日は「水道週間」で、各地の水道(主に上水道)に関する施設で水道に関する理解を深めてもらうべくイベント等を開催している。東京都水道局では、6月1日~2日に管轄の浄水場の一般公開を行なっていたので、東村山浄水場での見学に参加したところ、見学が昼前に終わったので、これは時間的に間に合うんじゃないかな?ということで急遽朝霞浄水場に向けて車を走らせた。


北朝霞駅近くのパーキングに車を停めて、浄水場までテクテク。午前中の天気が嘘のように朝霞浄水場の上には青空が広がっていた。

入口で受付を済ませ、本館の方へお進みください~と案内に従って移動。円筒のモニュメントが目に飛び込んでくる。朝霞浄水場と東村山浄水場を結ぶ原水連絡管の大きさを示している。

本館に入ると職員の方々がずらっと並んで待ってらした。しばらくお待ちくださいね~とのことで待機。浄水場の平面図が掲示されていた。現在、左下の部分に新しい高度浄水処理施設を建設中だそうだ。

この後の見学で見ることになるろ過設備の砂利の見本。

高度浄水処理施設で使われてる活性炭の見本。

などなど、うろうろキョロキョロ見ていたら「では、行きましょうか」と見学開始。

東村山浄水場で案内を担当された職員さんは、難しいからわからないかな~と説明を省略する傾向があったが、朝霞浄水場で案内を担当された職員さんは案内慣れしているのか沢山話してもらえて、子ども達も理解しやすかったようだ。

施設の位置関係上仕方ないんだろうけど、見学順路が水の処理の流れに沿っていないので、イメージが掴みづらいんじゃないかなぁと思うんだけど、、、最初に案内されたのは薬品沈でん池。

これが珍しかった。

見学ルートに近い水槽が、丁度清掃の日だったそうで、空っぽだったのだ。

底に溜まった沈殿物をゆっくりかき集める装置とか

薬品をかき混ぜる装置とか

普段水の中に沈んでいておぼろげながら見えてるものがはっきり見えていて、これはとても興味深く、しばらく眺めていた。


各沈でん池についての説明看板の前で、それぞれどんな仕事をしているのか説明してもらい、子ども達も理解出来た反応があって良かった。

ろ過池に入ったばかりの水は底なんて全然見えない濁った水だが、沈でん池を進んでいくにつれ透明度が増し、底の方まで見えるようになる。

朝霞浄水場の水源は、秋ヶ瀬取水堰から取水するのだが、取水堰から浄水場までのルートで魚が迷い込んでくるのだそうだ。写真ではうまく撮れなかったのだが、ろ過池の中は、迷い込んできた魚が沢山泳いでいてビックリした。
冒頭で見学したように、この水槽も定期的に清掃が入る。水を抜いた後、魚が沢山残っていて、ピチピチ跳ねているんだそうだ。それを助けてあげたりもしてるんですよ~という話もあった。

順序が変だけど~と言われながら、着水井を見学。ここが浄水処理のスタート地点。秋ヶ瀬取水堰から取水された水は、朝霞水路を通って沈砂池に入り、原水ポンプ所まで導水された後、ポンプで汲み上げられた水がココに来ている。

沈でん池を経た水が貯められてるろ過池。ここも東村山浄水場と同じく、見学する部分だけ自動開閉する蓋が設置されている。こちらも蓋にはソーラーパネル搭載。

なんだか順番がごちゃごちゃだなぁ~と思いつつ、高度浄水処理施設に入る。まず案内されたのは・・・屋上w

おお~秋ヶ瀬取水堰が見えるぞ~!

あ、さくらそう水門だ!!

あっ、朝霞水門も見える!!!

…とか親子で騒いでいたら、職員の方が「わぁ、私が言う前にそれだけ把握されている見学者さんて、初めてですわ~・・・もう私からご説明することは何もありません(笑)」と言われたりしたw

ひとしきり屋上ではしゃいだ(おいw)後は・・・

高度浄水処理を見学。沢山のパイプが通る通路をキョロキョロしながら通り、

オゾン接触池を窓から見学。

オゾンの役割について直前に東村山浄水場でかるーく話をしてもらっていたものの、あんまり頭に入っていなかった息子は、ここでだいぶ理解できたよーな気分になっていた(あくまでも気分である)。

施設内を突き抜ける導水管。太い。でかい。

ただの通路に見えてしまうが、この両サイドには見学で見せてもらったものと同じ仕組の水槽がいくつも並んでいる。

沢山のパイプがあちこちに伸びている。この迷路のようなのがこれまた堪らない。(^q^)←

沢山の水を扱うので、蓋もいちいち物々しい。がっちり閉まってるよ。

オゾン処理の次は、生物活性炭吸着池の見学。こんなに分厚い層を水が流れていくことで汚れが活性炭に吸着して取り除かれていって、綺麗になっていくんだねぇ。

見学窓の横には、損失水頭計が並んでいた。何するものかというと、ろ過池の目詰り具合を調べる計器なんだそうだ。定期的なサイクルの清掃も勿論行われているが、それに加えて目詰り具合もチェックして適切なタイミングで清掃を行えるようにしているそうだ。

生物活性炭での処理が終わった後、更にろ過を行う。

ろ過池の底に埋設されている設備が展示してあった。この茶色い設備の上にろ過材が敷き詰められていて、ろ過された水が茶色い筒の中におちてきたのを集める…らしい。

後段ろ過地で磨かれた水は、最後に消毒を行い、浄水処理が完了となる。

最後にこちらでも沢山おみやげを頂いて、見学終了となった。子ども達にはシールが人気であるw 

今年は、東村山浄水場と朝霞浄水場と、ほぼ同じ設備を2回繰り返して見学する形となったのだが、朝霞浄水場での説明が丁寧に行なっていただけたので、復習というよりは理解を深めることが出来て、頑張って訪ねてみて良かったなぁと個人的には思っている。

来年は緩速ろ過方式で浄水を行なっている境浄水場の見学をしたいなぁ。


場所: 朝霞浄水場

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