2012/08/17

深城ダムの中を見せてもらったよ!


深城ダム
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Ver.2

前回家族で立ち寄ってから1ヶ月半、平日にお休みを取って深城ダムに行ってきた。平日であれば、事前にアポなくても見学させてもらえるとのことだったので、お友達を誘って来たのである(^q^)

大月ICから行くとダム手前にあるビュースポットにまずは車を停めて。

残念!今回はだばぁしてない/(^o^)\でも濡れている感じからすると、ビミョーに越流してるっぽい?w
とりあえずまずは天端から堤体愛でますか~♪とウロウロ開始。

発電所(青い屋根の建屋)で使われた水が減勢工に放流されてるね~。

右岸側から堤体を望む。ぎりぎりクレスト部の自由越流式のゲートが見える。


ダム湖の水は少なめ…洪水期の低め水位だ。水位下げてから時間が経っているので草が生えだして緑色♪

…てな感じで、さっと外側から眺めた後、管理事務所へ。堤体内の見学をしたいのですが~と話すと「はい!準備しますのでちょっとまってくださいね!」とのこと。ちょうど流木を貰いに来た方も居て、流木引取の受付とダム見学の受付を同時進行で行った後、堤体見学スタートw

天端を歩きながら、ゲートについての説明。ダムの水位は、時期によって制限水位が変わるので、それに合わせて洪水吐の高さを切り替えられるような設計になっているのが深城ダムの特徴の1つだと教えて頂いた。

そしていよいよ天端からエレベーターホールへ。

ダムの図面が掲示されていた。エレベーター内には、建設当時の写真や、工法についての紹介パネルがズラリ。

いよいよダム堤体内へ。一般の人の見学を日常的に受け付けているだけあって、あちこちに見学者向けの説明パネルがあった。

監査廊は最近作ったダムにしては狭め?な感がありつつも、とはいえ十分な広さ♪

監査廊を歩いていると、ところどころn見られるパイプとバルブと計器のセット。
これは「基礎排水孔」といって、浸透水と呼ばれる漏水を排除するのと、ダムに貯留している水による揚圧力の低減を目的として配置されているもの…だそうだ。…ええと揚圧力っていうのは、ダムの場合、ダムの下からかかる圧力のことを指すそうだ。この揚圧力ってぇのをしっかりコントロールすることがダムを安定させるための重要なポイントとなんだって。水がたっぷり貯まると上からの力がかかるだけっぽいイメージだったので、下からの力って考えた事がなかったので大変勉強になった。

深城ダムの場合、基礎排水孔は30箇所設置されているらしい。

そして外に出る。

深城ダムさん直下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(テンション上がりまくりw)「これで放流してたらヨカッタんですけどね~'`,、('∀`) '`,、」と、ちょっと残念そうな職員さん。いやぁ吐口よく見えるのでこれもまた良いです(´∀`*)ウフフ♪

減勢工も目の前~ヽ(=´▽`=)ノ♪

と浮かれてるところにもう一つ見学できる場所が。「今年の4月から稼働をはじめました深城発電所がこちらになります。」できたてほやほやの発電所。最大出力340kWだそうだが、訪問時は230kW前後だった。水力発電は水の落差のエネルギーを使って発電するので、水位が低い時期は発電量も少なめになってしまうのだねぇ。

深城発電所は、深城ダムの低水放流を利用した発電所。元々有った低水放流管を分岐させて、発電所へ導水し発電している。発電所建設にあたり切り出した放流管が展示されていた。

深城発電所は深城ダムが管理しているのではなく、山梨県の企業局が管理している。外からでも眺められるよう、設備の一部をガラス張りにしてもらったとのこと。お陰で私達も発電設備を観ることができた。なお、森と湖に親しむ旬間に合わせて実施するダム見学会では、もう少し近づいて見学できたりするらしい。いいなぁ。

発電所が点検だったり問題があったりして稼働出来ない場合は、従来通り低水放流管からの放流を行う。そのゲート設備も見せてもらった。小さめのゲート設備(とはいえ十分な大きさだけどw)を間近で見せてもらったよ。



最後にダムカードを頂いて、見学終了。深城ダムのダムカードは雪のダム。雪景色のダムカードはあまり無いのではないだろうか。

案内してくださった職員の方は、とてもフレンドリーで沢山お話してくださる方だったので、終始話題が尽きること無くワイワイ楽しく見学させて頂いた。また機会があれば見学させてもらいたいなぁと思ったヽ(=´▽`=)ノ♪ ありがとうございました!!


■DAM-DATA:初回訪問時のデータをご参照ください。
Location: 深城ダム

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