2012/12/30

大野ダム


大野(おおの)ダム
G
FP
Ver.1


畑川ダムに行った後、そのまま帰るのは勿体ない、と近隣のダムを訪問してきました。その一つがこちらの大野ダム。
このダムは、京都府が管理する、洪水調節と発電を目的とする多目的ダム。多目的ダムとしては京都府で最初のダムなのだそう。戦前から計画されていたダムで、戦争のために計画が変更されたり、その結果戦後は計画が白紙状態になってしまったり等した後、集中豪雨等による被害を受けて再度計画されて作られた経緯をもつダム…らしい。

その辺りについてもお勉強できるかなぁ、と資料館を訪ねたら
年末年始で休館してました/(^o^)\ざんね~ん

小雨の中「あちゃ〜wそうだよね〜年末年始だもんねぇ〜〜ww」と言いながら写真を撮ってる様子を眺めてるおじさんと目が合ったw「(手を四角にしながら)…?」「(こくこくとうなづきながら)…!」みたいなジェスチャートークしながらダムカードを頂いてしまいました/(^o^)\

堤体を見学しようと階段を下りていこうとしたら、手すりにクマ出没注意の張り紙が。この1年(というか半年ちょいw)、いろんなダムを見学させてもらいましたが、クマ出没注意の張り紙、結構見ました。…気をつけようっ@@;

いよいよ堤体に近づいてまいりました。

んふ〜、このカーブが素敵。

そしていよいよ天端を歩きます…うほっ。わかりますか?私のテンションが上がっているのが(ぉぃ)。ほら、曲がってますよね…?ほら、真ん中から右側にくねって…(´∀`*)ウフフ←

右岸側が河岸段丘になっているため、堤体を曲げる必要があったそうだ。洪水吐も左岸側に偏っている。堤体が曲がっているのは正副ダムが直角につながっている下久保ダム以来の2基め♡ 角やで〜角やで〜〜!と喜ぶ私に息子が冷たい視線を送っていましたが気にしません!(痛

はい!角に来ましたよ!こっちはダム湖側!バルコニーのようであります!

そして下流側!角ですよ!角!!!小雨の中、「角や〜〜角やでぇ〜〜」とスリスリしている姿はさぞかし…(*´艸`*)←喜ぶなw
  
バルコニーのような堤体の角からダム湖を眺める。雲で半分見えませんが、ダム湖名は「虹の湖(にじのみずうみ)」。ダム湖百選にも選ばれています。周囲には桜やモミジの植樹がされていて、春や秋は行楽客で賑わうのだそうだ。

水位の目盛り。水位といえば、、、大野ダムは2004年に京都府を襲った台風でサーチャージ水位まであと2メートルってところまで水位が迫り、但し書き操作へ移行しないといけない中、下流でバスが立ち往生して濁流の中バスの屋根に避難するという事態が発生、京都府知事の指示により人命救助の為、限界ギリギリまで放流を抑制する対応をとったんですよね。限界ギリギリまで頑張った堤体に改めて頑張ったねぇ…とスリスリ。

左岸側に近づいてきたところでゲートが現れました。お天気がなかなかよろしくて…、既に雲の中に隠れかけてましたがなんとかパチリ。

大野ダムの銘板?がありました。下に建設省の文字。国の事業として建設されて完成後、京都府に移管されたダムなんですね〜。…っと眺めていたのですが、なんだか周囲が

ゴゴゴゴゴゴゴ

とか言ってんですけど…これってもしかしてまさかして?(そぉっと身を乗り出して下流側を眺めてみる)

だばぁしてた〜〜〜\(^o^)/〜〜〜っ!!!

ちょっとだけですが、動画でもどうぞっw

だばぁ〜\(^o^)/〜♪

一つわからなかったのが、この丸い穴。これは何だったんだろう。

ひと通り眺めてから右岸側へ戻って来ました。でっかい岩にダムの名前彫り込まれてるのをよく見るので、このようなモニュメント風味なのは新鮮w

駐車場まで戻ってきてから、改めて案内図を眺める。大野ダム公園として整備されているんですねぇ〜。天気が悪くて既にずぶ濡れだったのと、どんどん雲行きが怪しくなってきていたので、あまり探索できず後ろ髪をひかれながらのお別れとなりました。゚(゚´Д`゚)゚。

出発直前にはもう堤体を見るのもギリギリなぐらいに…。また来るね。

■DAM-DATA
ダム番号1402
型式重力式コンクリートダム
ゲートクレストゲート×3門
放流管ゲート×3門
ダム湖名虹の湖(にじのみずうみ)
所在地京都府南丹市美山町
河川名由良川水系由良川
堤高・堤頂長61.4m・305m
総貯水容量28550千㎥
管理者京都府
Webダムパーク大野
大野ダム(京都府ホームページ)
本体着工/完成年1957年/1960年

Location: 大野ダム

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