日本ダムアワード2014の放流賞授与式で夕張シューパロダムへ行ってきた!

Nao Machida // 2015/06/05


夕張(ゆうばり)シューパロダム
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2015年6月。ダム巡りは基本的に日帰り圏内で!とか言ってる私がついに!北海道にダム巡りでやってきてしまったよ!ww



北海道へは過去に社員旅行等で何度か連れて行ってもらったりはしてたのだが、ダムを見るという目的では初の訪問である。最後に飛行機に乗ったのは10年ぐらい前。しかもツアーでチケットの類は出来る同行者にお任せで楽してきており、単独で飛行機に乗るってことは今までになかったので、搭乗手続きってどうすんの?から分かってない体たらくぶりw 事前にある程度ネット上で手続きが完了できるなんておばちゃん驚きやで。空港でスキャンするQRコードをスマートフォンに保存しながら時代の流れを感じたりなど( ´ー`)フゥー...

新千歳空港で待ち合わせしてレンタカーにて夕張へ。昨年暮れに行われた「日本ダムアワード2014」の放流賞を受賞された夕張シューパロダムへ授与式に参加するのが今日の目的である。

道中、おにぎり屋さんに立ち寄って、美味しいおにぎりを頬張ったり、レゲエ風味なお兄さんが人気のジェラート屋さんでジェラートを堪能したりしつつ......

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

試験湛水で、2014年11月にサーチャージを迎え全面越流をですね、ここからサラサラだばばば~~っと美しい水紋を全面に描いてくれてからもう半年以上経ってるのか……w
この日はあいにくの曇り空だったのだが、到着した時は薄日がさしてくれたので、真新しい堤体が白くハッキリ目に飛び込んできてくれた。

夕張シューパロダムの上流150mの位置には、大夕張ダムがあった。いや、今も貯砂ダムとしてダム湖の中で機能している。水没してしまう前に一度見に行きたいなぁと思いながら、なかなか都合が付けられず、自分の目で大夕張ダムを見ることは叶わなかった。今後ものすごい渇水があれば顔を出すこともあるかもということなので、チャンスはありそうなんだけど、そのチャンスは来てほしくないよね、と思ったり。

大夕張ダムと共に沈んだものとして、三弦橋と呼ばれる鉄道橋がある。こちらも水位が低い時期には顔をだすかもとのことだが、こちらも訪問時はしっかり湖水に沈んでた。多分ここらへんだよ~って教えてもらいながら、三弦橋に思いを馳せつつパチリ。

そうこうしているうちに、どんどんダム愛好家が集まってきた。総勢14名。関東圏だけでなく、関西から来たダム愛好家の姿も。この人数は前年に行われた日本ダムアワード2013のダム大賞を受賞した日吉ダムでの授与式の際の人数と並ぶそうなw
北海道ということで自分の生活圏からはかなり離れた場所だけに、正直なところ授与式は限られた人数でこじんまりと行うことになるかなぁとか思っていただけに盛大なイベントになってビックリである。

放流賞を受賞した夕張シューパロダムの所長さんと放流賞プレゼンターの星野さん
日吉ダムの授与式はダムの操作室の中で行ったが、夕張シューパロダムの授与式は管理事務所1階のフロアにて執り行われた。新聞社さんの取材もあって、翌日掲載されていたそうだ。

融雪放流とか観光放流とかはお楽しみなイベントとして眺めることができるが、試験湛水で見せてくれたあの流れは、今後見るチャンスがやってきたとして、それは起きてはならない状況なので、本当に貴重な、美しい放流であったと思う。放流賞、受賞おめでとうございました!!

続いてダム見学も行って頂いた。上流側から堤体を望む。ゲートレスなので、自由越流式の放流口が並ぶ。その中でダム湖側に突き出ているのが……

選択取水設備。取水は連続サイフォン式……ん、どっかで聞いたことあるなぁ、そうだ、栃木県の湯西川ダムだ!あそこも連続サイフォン式だった。……ってことは空気の制御するためのパイプがいっぱい……あった!あの斜めにカットされてるような感じに綺麗に配置されてて、ダムのデザインの1つとして収まっていて気付かなかったよ!(大げさw)

天端脇には真新しい銘板が。みんな、新しいねぇ、綺麗だねぇ、と撮っていたように思う。

天端照明はイマドキなLEDライトかな。夜の様子も眺めてみたいなぁ。

天端から下流方向を望む。天気はあいにくだったけど、緑燃ゆる大地が見渡せたよ~(∩´∀`)∩ワーイ。

管理用エレベーターを経由してダム下へ案内して頂いた。近すぎて、近すぎて。

ただただ「でっかーーい!!」を連呼していた気がする。

更に下流方向へ進み、直下にかかる橋から堤体を望む。晴れてたら眩しかったろーなーw
夕張シューパロダムの常用洪水吐は、真ん中の一段下がった4つのゲートになる。その両サイドにある一段高いゲートが非常用洪水吐だ。
試験湛水の時は、サーチャージ水位まで水位を上げる為に、「角落とし」と呼ばれる板を常用洪水吐に入れて高さを揃える。

それがこちらの溝。試験湛水の時に分厚い鉄板を入れる為だけに作られた溝。ココに差し込まれた鉄板は、試験湛水終了後、処分されているとのこと。一部分だけでも残して置いてくれたらなぁ……なんて思いつつ、溝を眺めたりなど。写真で見ると小さいスキマにみえるが、幅50cmぐらいありそうな大きな溝で、ここにデッカイ鉄板が入ってたんだろな~と思うとそれも見てみたかったなぁ。


更に下流方向を眺めると、取水設備がチラりと見えた。昔使われていた上水道の取水設備だそうだ。現在は別のルートから取水している為、使われていないとのこと。


■DAM-DATA
ダム番号3101
型式越流型直線重力式コンクリートダム
非常用洪水吐自由越流式
常用洪水吐自由越流式
低水管理設備連続サイフォン式取水設備
ダム湖名シューパロ湖
所在地北海道夕張市南部青葉町
河川名石狩川水系夕張川
堤高・堤頂長110.6m・390m
総貯水容量427000千㎥
管理者北海道開発局
Web国土交通省 北海道開発局 夕張川ダム総合管理事務所
本体着工/完成年1991年/2014年
場所: 夕張シューパロダム

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