湯西川(ゆにしがわ)ダム
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FNAWI
Ver.1
2012年10月6日に完成式が行われた湯西川ダムが、7日から一般公開を開始するとの情報が入ったので、急遽子ども達を連れて奥鬼怒まで行ってまいりましたっ\(^o^)/
湯西川ダムまで後一息な地点である道の駅湯西川の前にある警告板に「ダム放流中」の文字が。これ見て息子がクレストからの放流と勘違いして大興奮w
あんまり興奮してうるさいもんで、ほらよくみてみろ、ダムの上から水が流れてる絵じゃないだろう?あれはダムの下の方にある設備から出てる絵だと思うぞと言ったら納得していた。絵は重要です(ぉ
※興奮する息子への説得の為に言ったので絵の意図するところがホントかどうかはわかりませんw
さらに進むこと数分、うちのカーナビの地図には道の駅より先の道は収録されておらず、既に道無き道をさまよっている状態w。…って道は一本しかないから迷いようがないのですが、特に湯西川ダムはこっちだぞという看板は目につかず(気づかなかっただけかもですが)ホントにこっちで大丈夫かな〜とか思いながらのドライブだな、とちょっと不安になりかけたところで白い堤体が山の中からチラ見えして、一気にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!っと車内のテンションがあがるw
おっしゃーもうすぐ着くで〜!!と走って居たが一旦ダムから離れるような角度に進む道に改めて不安になるww そしてトンネルを抜けたらいきなり右折レーンが出現して湯西川ダムに到着と相成りました\(^o^)/
右岸側に事務所や駐車場、展望広場等があります。一番下流方向な場所から堤体を望む。白い堤体が美しいわ〜。クレスト部は自然越流のゲートが4門。真ん中にほそーく見えるのがオリフィス部のローラーゲートかな。
昨年から試験湛水が行われていて、洪水期に入る直前に常時満水位まで到達し、クレスト部からの試験放流が行われたというリリースと写真を見て「私もクレストからの越流見たいよ〜〜」とぐぬぬしてから4ヶ月、ついに湯西川ダムを自分の目で見ることが出来ました\(^o^)/ヤッタ~
右岸広場には、「湯西川の未来を拓く」と刻まれた記念碑がありました。他のダムと同様に、湯西川ダムも、建設にあたり住み慣れた土地を離れないといけなくなった方々がいらっしゃること、その方々の協力があってこのダムが出来たというわけですね。
ダムに時折響き渡る「ドオオオン!ドオオン!」の音。どこからだろう?と下流側を眺めると、勢い良く放流されているのが見えました。あーあの建物が発電所かーとか思ってたんですが、ダムカードを見たらPの文字は無かった。あ…あれ?/(^o^)\…あぁ、てことは、これは多分利水放流のゲート(バルブ)の操作棟なんだなーと理解。訪れた時は、試験的に勢いを変えたりしていたそうで、その音がドオオン!と聞こえていたようです。
そして、いざ堤体へ。
ダム湖側を望む。常時満水位まで行った時の水位が、今木が生えているとこらへんまであって、現在に至るそうな。常時満水位が標高684mで、訪れた時の水位は川の防災情報の記録によると標高654m。えー、木が生えてない部分ってあれで30mもあるのかー。巨大建築物を見慣れてしまったのか規模感というか距離感というか長さの感覚がなんか狂ってしまってるのか、10〜15mぐらいかなーとか思ってしまっていた。堤体の目盛りを見て1mの感覚を改めて見なおしてみたりなどしていた。。。/(^o^)\
さて、天端を見学させて頂きましょう。。。とカメラ構えたら、既に子ども達は堤体をペタペタさわさわwww 私が楽しむ前に楽しむなーwwww←痛ww
天端、広いですね〜。あまりの広さに息子がはしゃいで走り回ってしまい、雷落としていたのがこちらの母親になりますorz…ハズカシィ
天端を歩きながら、各施設を見ていきます。外から眺めるだけだけど。
選択取水設備操作室。でっかい。22条の取水設備って書いてあった。取水口が縦にずらぁ〜っと22段並んでるってことなのかしららら…。
副水位計室。ちっさい(ぉ
ダム管理用EV棟。もうどこから見ても立派なビルです(ぉ。現在はダム堤体内の一般向けの見学は実施されていませんが、いつか見学会が行われた際には、ヘルメット被ってここから堤体へ入るのよね…とか一人妄想してドキドキしてました(痛
常用洪水吐ゲート操作棟。真ん中の細いオリフィスゲートの操作がここで行われるのかな。ゲートを動かす大きな機械達がこの中にいるんだなと思うと覗きたくて仕方がない気持ちをさわさわして発散してきました/(^o^)\←
主水位計室。選択取水設備脇にあった副水位計室と2つ体制で測定できるようになってるんですねー。上にはサイレンが。ラッパに網がかかってました。鳥とか入ってきちゃうのかな?
利水放流を左岸側から。勢いよく水が出ている様子に、居合わせた見学者の方々も「凄い音ですね〜」「水しぶきの勢いがすごいね」等と話してらっしゃいました。
それでは一通り見学したので、出来立てほやほやのダムカードを頂きにですね…(揉み手
掲示板に貼られていたダムカードについての案内を見て、インターホンで呼び出してね、との記述を確認したので、さぁインターホン押すぞーと事務所正面玄関目指したら、鍵の掛かったゲートに阻止された。
どーしよーとウロウロしてたら、同様にインターホン探してた男性がトイレ入口のインターホンに気付いた。いや、私もそのインターホンの存在には気付いていたが、トイレ入口にあるからトイレ関連の非常用なものだと思ってスルーしてたんだよね( ;´Д`) 固定観念は捨てないといけないなーと改めて思ったのでありました。
で、ダムカードゲットして家族三人でウヒョウヒョ言ってたら、近くにいた女性がアレはなんだ?と連れの男性に話していた。
そんなの見たらアタクシのお節介パワー炸裂ですよ、ダムカードについて説明して貰い方伝授して、さらに近くのダムでも貰えるんですよと宣伝した上に、息子が横から道の駅でカレー喰ったら貰えるのも有るよと補足情報まで提供したりしてきたですよおほほほほ(@ ̄ρ ̄@)←
■DAM-DATA
ダム番号 | 584 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
ゲート | 自然越流×4門 オリフィスローラーゲート×1門 ジェットフローゲート×2門 サイフォン式取水設備(選択取水)×22条 |
ダム湖名 | 湯西川湖 |
所在地 | 栃木県日光市西川 |
河川名 | 利根川水系湯西川 |
堤高・堤頂長 | 119m・320m |
総貯水容量 | 7500万㎥ |
管理者 | 国土交通省 |
管理所 | 鬼怒川ダム統合管理事務所 |
本体着工 | 2008年 |
完成年 | 2012年 |
湯西川ダムは建設中のダムカードがあった数少ない(というかここだけだったような)ダムです。
返信削除こんな感じのカードでしたよ。
http://hobbyandshopping.seesaa.net/article/108412394.html
こんにちは。貴重なカードの情報をありがとうございます。
削除水陸両用バス乗車記念、と書かれているようなので、道の駅で配布していた非公式カードのようですね。道の駅湯西川では、クイズに答えたら貰える限定カード等、湯西川ダムの建設中から色々発行していたように聞いております。現在も、食堂でダムカレーを注文すると、非公式カードを配布していて、先日訪問した際に頂いてまいりました^^