滝川(たきがわ)ダム
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Ver.1
片田ダムからちょっと時間をかけて滝川ダムまで移動。規模はさほど大きくないダム。到着した時、静岡県の青野大師ダムを思い出した。
後で知った事ではあるが、三重県初の生活貯水池建設事業として、洪水調節・不特定利水・上水道の目的を持つ多目的ダムとして建設されたダムらしい。周辺が公園として整備されていた。
下流側には堤体が望める展望エリアがあり、ダムについての紹介パネルが設置されていた……が、低い角度でのパネル設置って、どうしても劣化の度合いが酷くなりがちな気がする。運用開始から10年位なので、綺麗な方なのかもしれないけど、ちょっと気になった。
天端はシンプル。よっしゃ立ち入り可能♪お邪魔しま~っすヽ(=´▽`=)ノ
ダム湖側を望む。天端から繋がる道路(橋)が見えた。(もろ逆光な上に軽くガスっていたので残念な写真しか撮れてないけど、、、orz)
天端から下流側を望む。利水放流?をちょろちょろ~っとしていた。ダム下は芝生の広場として整備されているようだ。
堤体渡りきって、左岸側からダム湖を望む。風がなくて、辺り一帯静まり返ってた。
左岸側から堤体を望む。下流面。
上流面。クレストは自由越流式の非常用洪水吐が2門、コンジットに常用洪水吐が1門。
コンジットの取水口よりも水位が低かった。風があまり無かったので、水面が綺麗に鏡になってくれたヽ(=´▽`=)ノ
管理事務所。立派な建物だけど、無人。このダムはダムカード配布ダムだが、ダムカードの配布はこちらでは行っていないので注意。訪問時点では、青野大師ダムのような「行ってきた証拠」を求められることはない模様。
管理事務所の扉に、ダムカードの入手方法についての案内が掲示されていた。ガラス越しに中を眺めたら、定礎石が見えた。定礎石ってどこに設置するか定義がよく分かってないので見落とす事のほうが実は多かったりする……orz
管理事務所入口の横には掲示物スペースがあった。ダムのパンフレットを掲示していた。
管理事務所脇からダム湖を望む。ボートに乗った釣り人の姿が見えた。何が釣れるのかなぁ?釣り人も気になったが、それよりも気になったのは草ぼうぼうの網場……w
さて、天端からダム下に行けそうな感じだったので行ってみることにしましょ~。
特に問題なくダム下到着。右岸側はダムの施設があるので堤体にはお近づきになれない。
毎度おなじみ「危い!」看板。木枠に入った看板は初めて見たような気がするw
下流にかかっている橋から堤体を望む。逆光~/(^o^)\。比率とか別に理解しているわけじゃないんだけど、ぱっと見て、コンジットゲートに比べてクレストゲートの口がすごく大きく感じた。
で、橋を渡って左岸側には芝生の小さな広場があって……
直下!堤体にお近づきになれるヽ(=´▽`=)ノきゃー近いどころか触れるわよー!ペタペタペタペタ←
規模の小さいダムとは言ったが、近づいて見上げるとデカイよ。クレストゲートの穴に陽の光が差し込んでて、目からビーム飛ばしてるみたいだよ( ゚Д゚)ウヒョー
利水放流の様子も見えたよヽ(=´▽`=)ノ。ここは管理事務所は無人だし、PR施設とかも無いけど、ダムを身近に愛でられる所だなぁと思った。
なお、ダムカードはダムから車で30分ぐらいのところにある、伊賀建設事務所(三重県庁伊賀庁舎内)で配布している。建設事務所のフロアまで行かなくても、入口の守衛さんに声をかけると貰えるよヽ(=´▽`=)ノ。
■DAM-DATA
ダム番号 | 1320 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
ゲート | クレスト部:自由越流式×2門 コンジットゲート×1門 バルブ×1条 |
ダム湖名 | - |
所在地 | 三重県伊賀市高山 |
河川名 | 淀川水系滝川 |
堤高・堤頂長 | 29.8m・120m |
総貯水容量 | 282千㎥ |
管理者 | 三重県 |
Web | - |
本体着工/完成年 | 1990年/1999年 |
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