一庫(ひとくら)ダム
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Ver.1
天ヶ瀬ダムを見学した後、遅めのランチをとり移動開始。市街地を抜けるルートは混雑するから時間かかるだろうなぁということで当初予定していた大阪府の箕面川ダムは今回見送って、兵庫県の一庫ダムへ向かうことにした。
途中、高速道路も利用したのだが、某ジャンクションで車線の選択に誤り京都方面へ進んでしまいwww慌てて降りる等のドジっ子炸裂させながらの移動であったが、何とか明るい内、ダムカードが頂ける内に一庫ダムに到着できたw
管理事務所横の駐車スペースに車を停めて、とりあえず「ダムカードくださーい!」。女性の職員さんが応対してくださった。ダム下への行き方等、丁寧に教えてくれたよ^^
管理事務所脇から堤体を望む。一庫ダムは水資源機構が管理する重力式コンクリートダム。周辺は一庫公園として整備されていて、市街地から近いこともあって、レジャースポットとしても人気だそうだ。
天端から下流方向を望む。大きな減勢工だな~。コンジットゲートの操作棟をつなぐオレンジの橋が目につく。
天端は広い道路。歩道との境界に柵を設置してあった。交通量も結構あったので見学時は車に注意してね。
天端脇にあった一庫ダムの銘板やら、案内看板(真ん中剥がれてたw)やら、ダム湖百選のプレートやら。背後には壁面いっぱいに絵が描かれた艇庫が。インパクトあるなぁこれ。
管理事務所の職員さんに教えてもらったのでダム下に行ってみよう。
堤体に近づくことは出来なかったが、堤体を正面から愛でることができた。クレスト部には非常用洪水吐として大きなラジアルゲートが2門。常用洪水吐として、コンジットゲートが2門。コンジットゲート操作棟をつなぐオレンジの管理橋がチャームポイントw。左右対称にバランスよく配置されている。
桜の季節に合わせて、コンジットゲート操作棟にあるバルブからの放流を行うのが有名。放流というとゲートから下流方向に向かって水が流れて行くイメージがあると思うが、一庫ダムのバルブ放流はコンジットゲートの左右の操作棟から真ん中に向かって放水し、双方の水をぶつけることで減勢するという面白い方法を採用している。
関東から行くには近い場所ではないので、なかなかタイミングよく行くことは難しいのだが、放流と桜の競演を愛でに訪れてみたいなぁと思っている。
■DAM-DATA
ダム番号 | 1511 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
非常用洪水吐 | ラジアルゲート×2門 |
常用洪水吐 | 高圧ラジアルゲート×2門、コースターゲート×2門 |
低水管理設備 | ジェットフローゲートその他 |
ダム湖名 | 知明湖 (ちみょうこ) |
所在地 | 兵庫県川西市一庫字大山 |
河川名 | 淀川水系一庫大路次川 |
堤高・堤頂長 | 75m・285m |
総貯水容量 | 33300千㎥ |
管理者 | 水資源機構 |
Web | 水資源機構 一庫ダム管理所 |
本体着工/完成年 | 1960年/1983年 |
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