五十里(いかり)ダム
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Ver.1
その昔、大地震によるがけ崩れでせき止められ湖が出来た。その場所が江戸から五十里だったので五十里湖と名付けられたが、その後大雨で決壊して消失した。その場所に建設されたのが五十里ダムなんだそう。
さてその五十里ダム、建設当時は重力式コンクリートダムとしては日本初の堤高100m越えだったそう。
しかし設置されたゲートは全開か全閉しか出来ず、水位の調節が難しい等の理由から設備の改良工事を行うことに。
ダムを運用しながら堤体に5mの穴を開け、新たにゲートを増設したそうです。すごい。
右側の四角い建物が後から穴あけて作ったというコンジットゲート2門の出口。
今はダム下は工事が続いているので降りることができない。新しいゲートからの放流を下から見てみたいなー。
■DAM-DATA
ダム番号 | 559 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
ゲート | クレスト2段式ローラーゲート×3門、コンジット高圧ローラーゲート×2門、ジェットフローゲート×1門 |
ダム湖名 | 五十里湖(いかりこ) |
所在地 | 栃木県日光市川治温泉川治 |
河川名 | 利根川水系男鹿川 |
堤高・堤頂長 | 112.0m・267.0m |
総貯水容量 | 5,500万㎥ |
管理者 | 国土交通省 |
管理所 | 鬼怒川ダム総合管理事務所 |
本体着工・完成年 | 1950年/1956年 |
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