和知野(わちの)ダム
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Ver.1
平岡ダムから岩倉ダムに向かうことにした私は、カーナビが幾つか示したルートの内、何となく近道じゃない?と感じたルートを選択してドライブスタート。
カーナビの指示に従い県道430号に入る。ちょっと走ったところで「……あ。やっちまったか?」と思う程度に狭い道。とはいえ狭い道だけど舗装してあるしガードレールあるからまぁ心配になるような道ではない(1年前の自分なら半泣きw)。
途中、苔むしたコンクリートアーチ橋を渡ったり、
中部電力の発電所の横をソロソロ通ったり。運良く対向車に会うことがなかったので、さほどストレスを感じることなく走っていたら
あれ。
ちょっとー!なんか見えるじゃないですかやだー!(小躍り)w。ダムちらした時の興奮度ってマジテンション上がりますよね?しかもノーマークだった時なんてもうww←
はやる心を抑えながら車をすすめたら国道151号とクロスした。そして更に進むと…
見えたー!!あれーこんなところにダムがあったとはー!しかも放流してるよ!ラッキー♪……へぇ、このダムは「和知野ダム」って言うんだー。天端に名前書いてくれてるとわかりやすくていいねー。
おや、横に見えるのは魚道じゃない?ヽ(゚∀゚)ノ
おぉ~魚道の横に水路まであるっ!ヽ(=´▽`=)ノ
え~、なんでこんなご立派なダムの存在知らなかったんだろー?と思いながらその場を離れたのだが、後で調べて理解。堤高が8.5mなので、河川法では取水堰になるんだなぁ/(^o^)\
※じゃあなんでダムって名乗ってるんだろうってなるんだが、なんでも電気事業法では「ダム」でいいらしい。
……というわけで改めてご紹介。
この堰は、中部電力の和知野発電所の取水口となる和知野ダム。……そう、さっき県道クネクネ走ってる時に通った発電所が和知野発電所。あちらへ送水しているのだそうだ。上流にはこれまた中部電力の豊発電所があり、その発電後の水を貯めて更に発電に利用しているということらしい。
和知野発電所は狭い道を走らないと見ることはできないが、和知野ダムについては国道151号からアプローチすることが可能なので、正面からも見えるし、魚道等も比較的よく見えるので、機会があったら愛でてみてもいいんじゃないかなーと思える取水堰だったヽ(=´▽`=)ノ。
■DAM-DATA
ダム番号 | - |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
ゲート | クレストゲート×4門 |
ダム湖名 | - |
所在地 | 長野県下伊那郡阿南町 |
河川名 | 天竜川水系和知野川 |
堤高・堤頂長 | 8.5m・47.5m |
総貯水容量 | - |
管理者 | 中部電力(株) |
Web | - |
本体着工/完成年 | 1938年/1939年 |
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