大堰(大関堰)に行ってきた

Nao Machida // 2014/03/27


大堰(大関堰)
E
A
Ver.2

去年の大晦日に行って、また機会があったら見に行こう~♪と思ってたら機会がやってきましたよヽ(=´▽`=)ノ♪
というわけでやってきました千葉のアースダム。

ここの特徴といえば……はい。

コレですね。いわゆるダム穴
(堤高が足りなかったのでダムではないのですが)

今日もいい感じにちょろろろっと越流してた。今回再訪することになったのは、この堰を管理している土地改良区の方に現地に来て頂いて、お話をうかがうことが出来る機会に恵まれたからなのだ(`・ω・´)ゞありがとうございます!

現地に向かうと、既に土地改良区の方がいらしてた。早速色々なお話をうかがいながら大堰を見て回る。
ダム便覧等で「大関堰」と紹介されてきていたが、土地改良区の方の話や現地にある記念碑を見ると「大堰」が正しい名前のようだ。

堤体には「恵」と大きく書かれた石碑が鎮座。近年、改良工事を行った際の記念碑だそうだ。

堤体にある階段を上り、天端から貯水池を望む。この竪穴式な洪水吐は非常に珍しいもので、国内でも採用例はかなり少ない。また、この手の洪水吐は呑口が丸い形のものが多い印象の中、ここは四角い。かなり珍しい形じゃないかなーと個人的には思っている。
作られた当初は流入口の1段下がった斜めになっている部分までの高さだったが、近年の改良工事の際に、更に枠を追加することによる洪水吐の嵩上げを実施したそうだ。

貯水池を作ることになったのは、灌漑(農業用水)の為の水の確保なのは間違いないのだが、水を貯めることによって、周辺の木々の落葉等から染みだした栄養分等も付加されて、とても良い品質の作物を得られるようになったのですよ~♪と教えてくださった。

堤体から越流する形ではなくて、別途水路があるのがこの洪水吐の特徴と言えるかな。下流側から水路を覗き込めるポイントがあったので覗きこんでみた。奥に見える明るいところが竪穴になる。呑口から越流した水が落ちる音がこの水路で響き渡っていて、実に心地よい。しばらく聴いていたかったな~w

土地改良区では大堰を作る際に使用した資料も大切に保管されていて、実物はさすがに無理だけど、と写真を見せてくださった。
アースダムは多くはため池として古くから存在しているものが多く、その資料は残ってない事が多くて調査が大変だ~なんて話を聞いたことがあったりしたので、このように資料がきちんと管理されているのはとても貴重なのではないかなと思う。
現地の人々がこの貯水池を試行錯誤の中作り上げ、大切に守って来られてることを感じた。

3月下旬。堤体にはツクシが一杯生えていたよヽ(=´▽`=)ノ♪

訪問時前後の天候にもよるのだが、現地へは長靴で行かれることをオススメしておく。結構ぬかるんでいて足を取られるのよね~。こどもは靴がぬかるみに取られて脱げてしまったりしたw

車でダム直下まで行けないことはないけど、手前500mぐらいからは結構深い轍を通らないと行けなかったりするので、コンディションによっては泥の中に突っ込むことになるので、くれぐれもご自身の車の性能と相談した上で手前に停めて歩いて行くことも検討してね。

見学当日は小雨の降るあいにくの天気の中にもかかわらず、土地改良区の方には現地で詳細にご説明いただき、大変貴重な時間を過ごさせて頂きました。本当にありがとうございました!!

■DAM-DATA:初回訪問時のページをご参照ください。
場所: 大堰(大関堰)

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