2015/06/06

砥山ダム


砥山(とやま)ダム
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P
Ver.1

北海道でのダム巡り、色々見てみたいダムは山ほどあるんだが、その中でも個人的に大変気になっていたのがココ。


私は群馬の下久保ダムのカドが好きで、自分の趣味名刺も、下久保ダムのカドをどーんと配したダムカード風味のダムファンカードにしちゃったぐらいのカド萌えだ。で、何度か名刺交換の際にカドについて話してると「下久保ダムが唯一……?北海道にもありますよね?」と指摘されてたのがこの砥山ダム。
下久保ダムは主堤体と副堤体が直角に接続されている、直角のカドが素敵なのだ。何、北海道にもあるんですってー!?ということで是非ともこの目で確認しておかねばならぬだろうと立ち寄ってきたのである(大げさ)。

カーナビの画面からココらへんかなー?っとまず向かったのは上流側。うおおお門が邪魔してるぅぅぅ。……はい、ここは北海道電力さんが管理する発電ダム。基本立入禁止ですわな、とりあえず門まで行って愛でようじゃないか、愛しのカドを。(←そこかい)

んおっ!!これやで!カクっとなっとるで!!!
カドの向こうには洪水吐きのゲート。更に左岸側には砥山発電所への取水口っぽい構造物が見える。ダム湖はお水たぷんたぷんだね、いい感じヽ(=´▽`=)ノ

カドの方をズームで見てみる。……ん~~?、直角ぅ??

気になったのでGoogleMapの航空写真に直角重ねてみた。うん、90度以上開いてるよね。やはり直角に繋がってるのは下久保ダムさんだけやでぇ(ご満悦)。

しかし、ちょっとネットを検索してみると、「砥山ダムは直角に折れ曲がってるダムだ」と記載しているものが多い。建設の世界では、この程度の角度だと直角の部類に入るのかな?直角って表現はちょっと違うんじゃないかなーと個人的には思うのである。


さてさて、砥山ダムのカドは直角ではないとは言え、カド萌えな私にとって大変魅力的なポイントがあった。

ダム下にも行けちゃうんだなぁ~これがヽ(=´▽`=)ノ

ほら!目の前にカドが!!!!(ずんずん突き進む)

カドにスリスリ出来るんだコレが!!!(;゚∀゚)=3ハァハァ
勿論真っ先にココに来てペタペタさわさわスリスリしまくってた訳である(^q^)←

で、今回の旅でのお気に入りの一枚がコ・チ・ラ。

青い空、白い雲、若葉の緑、そしてカド!!!(ドヤァ
ダムの写真でこんなカドだけ撮れるなんて夢のようで……w この後ゲート側とか見に行ったりした後、また戻ってきてスリスリしてたとか恥ずかしくて言えない(言ってる)。

何見てきてんだよとか言われそうなのでゲート部分もどうぞどうぞ(ぉ

焦げ茶に塗られたラジアルゲートが4門。

1門放流してたよ~ヽ(=´▽`=)ノ。
左岸側の1門だけ、小さめのゲートだった。

減勢工の副堤ドーン。

下流側を望む。

河原に降りられれば、どセンターから撮れるのかなぁと思いキョロキョロしてみたが……

軽く柵が見えたので自重w。

残念ながら直角ではないですが、機会があれば是非この折れ曲がり具合を愛でに行ってほしいなーと思うのであった。あぁ、カド萌え~。


■DAM-DATA
ダム番号86
型式越流型直線重力式コンクリートダム
非常用洪水吐
常用洪水吐ラジアルゲート×4門
低水管理設備
ダム湖名
所在地北海道札幌市南区豊滝
河川名石狩川水系豊平川
堤高・堤頂長30m・217m
総貯水容量1370千㎥
管理者北海道電力(株)
Web
本体着工/完成年1968年/1972年
Location: 砥山ダム

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