石小屋(いしごや)ダム
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宮ヶ瀬ダムの下流800mぐらいに位置するダム。宮ヶ瀬ダムからの大規模な放流を受け止める役割をもつため、副ダムとはいえ堤高34.5mの大きなダム。
ダム湖側から堤体を望む。宮ヶ瀬ダムの放流状況によっては天端越流することもあるようだ。訪問時は写真の通りで水位は低めだったので宮ヶ瀬ダムの観光放流の実施日ではあったが越流はなし。
ゲートが一つ。ホロージェットバルブの取水口かな?発電の取水口かな?
天端を渡って右岸側から堤体を望む。下流面及び周辺の側面は石積みチックな模様が入っている。ダム湖内には「石小屋」と呼ばれた巨石が沈んでいて、それにちなんだデザインらしい。越流した際、多少は減勢効果もあるのかなぁ?
天端から下流方向を望む。石小屋ダムの副ダムが見える。越流してないのでこっちも水位は低いね。左側は愛川第二発電所があり、石小屋ダムから下流へ流す放流水を利用した発電が行われている。
天端を戻りつつ左岸側の利水放流ゲートの部分がバルコニーっぽくなってたので、そこから堤体を望む。天端の装飾も橋をイメージした感じでイイと思った。
上流側を望むと宮ヶ瀬ダムが見える。宮ヶ瀬ダムの手前に見えるのが津久井導水路への取水口。副ダムなんだけど、洪水調節のお手伝いをするし、水道や発電への導水も行う、多目的ダムとしてがっつりお仕事しているダムなのである。
副ダムでありながら、ダムカードがあるのもここだけじゃないかな。宮ヶ瀬ダムのダムカードと一緒に配布しているので、貰っていくといいと思うよ!
■DAM-DATA
ダム番号 | 3243 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
ゲート | クレスト部:自由越流式 ホロージェットバルブ×1条 |
ダム湖名 | 石小屋湖 (いしごやこ) |
所在地 | 神奈川県愛甲郡愛川町 |
河川名 | 相模川水系中津川 |
堤高・堤頂長 | 34.5m・87m |
総貯水容量 | 557千㎥ |
管理者 | 国土交通省 関東地方建設局 |
Web | - |
本体着工/完成年 | 1971年/2000年 |
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