釜房(かまふさ)ダム
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Ver.1
2013年のゴールデンウィークは、東北のダムを見て来た。大倉ダムに続いての2基目は釜房ダム。
釜房ダムは、宮城県にある国土交通省管轄の多目的ダム。
駐車場に着いたら立派な管理事務所が出迎えてくれた。ご立派~w
管理事務所横の展望エリアに設置されていた、釜房ダムの案内看板。写真が豊富で見やすい。
足元にはダム湖の形をあしらったプレートがあった。釜房湖は仙台市の水源の35%を担う大きなダム湖なのだそうだ。
訪問した時はゴールデンウィーク期間だったので、管理事務所からダム堤体に向けて鯉のぼりが飾られていた。強風の中元気に泳いでたよ。
駐車場横の高台には釜房ダムについて学べる資料館が。施設内に写真撮影について注意書きが散見されたので撮影は自重(見学者からの写真付きのレポート等が掲示されている為?)。
ダムについての説明と、ダム湖に生息する生きものについての紹介が行われている。個人的には、こちらに設置してあった、実際に動く洪水シミュレーション模型や、水力発電の模型が非常に興味深かった。子どもにもわかり易かったようだ。(下の娘には難しくてボタン押すオモチャとしか認識されてなかったが/(^o^)\)
見学のついでにダムカードを頂いた。施設内の釣りゲームをした子どもたちには、「つり名人カード」なるオリジナルカード(シリアルナンバー付き!)も頂いて大喜びだったw
施設内では、女性の職員の方が応対・解説をしてくださった。子どもとの会話の内容がマニアックだった(笑)ようで、「ダム好きなんですね~♪」と声かけて頂き、色々雑談も含めてお話させて頂いた。今回の訪問予定のダムの名前を挙げたところ、「私も見に行きたいです!!」とがっつり反応頂いたりしたw
あんまりのんびりしていると次の目的地に間に合わなくなってしまう~と慌てて資料館から出たものの、やっぱり下流から堤体愛でたいよね~♪ということで下流方向へ。釜房ダムはダム湖が人造湖としては唯一「湖沼水質保全特別措置法(湖沼法)」を受けたりしていて、水質について厳しい管理がされているし、釜房湖周辺は国立公園として整備されている場所なので、周辺もびっしり森なんだが一部ダムを愛でられるスポットがあったので親子で眺めてきた。
放流口らしきものが新たに設置されていた。おそらく2012年秋ごろから始まった、管理用発電所の工事だと思われる。東北地方で国が管理するダムでは初の管理用発電所になるらしい。
■DAM-DATA
ダム番号 | 297 |
型式 | 重力式コンクリートダム |
ゲート | クレストゲート×4門 コンジットゲート×3門 |
ダム湖名 | 釜房湖 (かまふさこ) |
所在地 | 宮城県柴田郡川崎町大字小野字大平山 |
河川名 | 名取川水系碁石川 |
堤高・堤頂長 | 45.5m・177m |
総貯水容量 | 45300千㎥ |
管理者 | 国土交通省 東北地方整備局 |
Web | 国土交通省 東北地方整備局 釜房ダム管理所 |
本体着工/完成年 | 1964年/1970年 |
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