鳴子ダム

Nao Machida // 2013/05/03


鳴子(なるこ)ダム
A
FNP
Ver.1

2013年のゴールデンウィークは、東北のダムを見て来た。釜房ダムの見学の後向かったのは3基目となる鳴子ダム。すだれ放流と言われる非常用洪水吐(越流堤)からの放流が行われるという情報を得たので見にきたのだ。
現地付近は雨が降っていたため、午前中から越流するかも、という話だったのだが午前中は始まらず、寄り道しながら現地についた私達はちょうど良い感じに流れてる時に訪問することが出来た。

堤体から少し離れたところにある駐車場に車を停めて、テクテク歩いたら見えてきた!水紋が見える!思わず足取りも軽くなる…が現地は雨。子どもらは雨でテンション落ちててノロノロ。「ほら!もうちょっと行ったら凄いの見えるよ!!」とまくしたてて歩く母(ぉぃ

ざぁ~~~~っという水の音とともに目の前に現れたすだれ放流に思わず息をのんだ。美しい~。すだれ放流の際には、鯉のぼりも展示されるのが名物なのだそうで、滝を昇る鯉を愛でることができるw

ずっと見てても飽きない美しさ…これは是非現地で愛でていただきたいな~と思った。

天端から下流を覗きこむ。水紋がホント綺麗で。休むこと無く生まれてくる模様をずっと眺めて居たかった~。

動画も少しだけ撮りましたので(雨の中撮影してたので手ブレが酷くて申し訳ないですが)よかったらどうぞ♪

すだれ放流を行なっているゲートは非常用洪水吐なので、普段の洪水調節では使われないゲートだ。左岸側に赤いゲートが見える。こちらがブレートガーダ式の洪水吐で、トンネルを経由して下流に流れていく。

左岸側には石碑とインクラインへの通路がある。鳴子ダムでは、平日ならば団体(10名以上)で申込みをすれば堤体内見学もできるみたいだ。

天端への道とインクラインとが交差する場所の柵に、この中にインクラインが入っているよ~と看板が掲示してあった。

常用洪水吐。真っ赤なゲートが印象的。ライブカメラでもこんなアングルで見えてたよなぁ…と思ってキョロキョロしたら、

ありました、ライブカメラw 

道端にふきのとう。すっかり伸びてましたがw

鳴子ダムはダムカードを配布しているダムなので、管理事務所へ立ち寄ってみた。高台にある管理事務所からは、すだれの様子は見えないが、溢れていく水を見ることができて、これはまたこれで興味深かった。

管理事務所の1階は資料室になっていて、鳴子ダムに関する資料がたくさん置かれていた。ダムの設計図や、水没した村の記録写真等、たくさんあって時間がいくらあっても足りない状況。
子ども達は雨量計が気になっていたようで、ずっと見ていたよ。

管理所から下流方向の山の斜面に階段があった。展望台でもあるのかな~?と登ってみたら

慰霊碑があった。

ここからの眺めがこれまた実に良かったので、またここでしばらくぼけーっと水の流れる様子を眺めていたのであった。

毎年この時期に実施しているようなので、実施情報を確認した上で訪問してみて欲しいなーと思う。実施した年の水量によっては、すだれの様子も変わるようなので、これも興味深い。また愛でに行きたいと思う放流であった。


■DAM-DATA
ダム番号290
型式アーチ式コンクリートダム
ゲート非常用放流設備:自由越流式越流堤
常用放流設備:(トンネル洪水吐)ブレートガーダ式鋼製ローラゲート×2門
低水放流設備:フィックストコーンバルブ
ダム湖名荒雄湖 (あらおこ)
所在地宮城県大崎市鳴子温泉字岩淵
河川名北上川水系江合川
堤高・堤頂長94.5m・215m
総貯水容量50000千㎥
管理者国土交通省 東北地方整備局
Web国土交通省 東北地方整備局 鳴子ダム管理所
本体着工/完成年1951年/1958年

場所: 鳴子ダム

大きな地図で見る

0 コメント