2014/04/29

大谷ダム


大谷(おおたに)ダム
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Ver.1

刈谷田川ダムを見た後、のんびり道の駅で栃尾の油揚げ(美味かった!ww)とか堪能してたらちょっと時間が足りないかも?な状況になりw 途中何度か渋滞にも巻き込まれ、焦りながら移動。

大谷ダムの近くには笠堀ダムもあるのだが、訪問直前に工事が始まってしまい、現在見学は出来ない状況となっている。で、ダムカードは土日祝日は大谷ダムの資料館で配布してて、時間は16時までとのこと…で、到着したのが16時ジャスト/(^o^)\ウオアァァァw

とーにーかーくー、ここまで来たんだからダムカード貰っとかないと!!と資料館と思わしき建物へダッシュ!
いっ、入口どこ!?w……どうやらダム湖に面した形で建設されてたようで、駐車スペースからだと裏側が見えるという…w ぐるりと回りこんで入口に近づいたら、ちょうど施錠しようとしていた職員さんがw ああぁぁぁ間に合いますかっ、ダムカードっww と声かけたら「はいはいちょっと待っててねぇ~」っというわけで
無事もらえましたダムカードヽ(=´▽`=)ノ♪ ギリギリに駆け込んできたにもかかわらず優しく対応いただきましてありがとうございましたm(_ _)m

ほっとしたところで、ダムを見学しましょうか…といっても天気が悪い上に既に日が暮れてきており……のんびりしてる場合じゃないっ!と我に返り、ダム見学スタート。

右岸側に洪水吐。……の柵が壊れてたw 慎重に近づきつつ堤体を望む。

柵から堤体を望む。ロックフィルダム。五十嵐川(いからしがわ。いがらしではない)の治水と、三条市への上水道供給を目的とする多目的ダム。

自由越流式の洪水吐。洪水吐を見ながら大谷ダムに関連する洪水について、ちょっとお話してみる。
平成16年7月に起きた、新潟・福島豪雨(7.13水害)では五十嵐川・刈谷田川が氾濫し、流域市町村14,300戸が浸水するという被害が起きた。
この際、五十嵐川上流に位置する大谷ダムも観測史上最大とされる1時間最大雨量73mm、24時間最大雨量450mmの降雨を記録。計画治水容量を遥かに超える水がダム湖に流れ込んだが、大谷ダムは笠堀ダムと共に限界ギリギリまで貯水を行い、家屋浸水被害を2,000戸軽減(新潟県の試算)したとされる。
ちなみに、新潟・福島豪雨の際、この非常用洪水吐からの越流は無かったのだそうだ。ギリギリで耐え抜いたのである。凄いぞ大谷ダム!!(`;ω;´)

下流側を望む。下の方から水が出てる。河川維持放流かな~?

ロックフィルダムの天端はダムによって全然違ったりするので、どんな天端かな~っていうのは(事前調査で写真等で把握しているとは言え)毎度楽しみの1つだったりする。
大谷ダムは、左岸側より天端を渡って右岸側にある管理事務所に行く形になるので、天端には照明等も整備されている。

左岸側の道路壁面には大きな壁画。

天端を渡って左岸側から堤体を望む。

ここから上流方面は全面通行止めになっていた。

ダムカードには下流側に広場があったんだけど、ざっと見渡す限り、広場な雰囲気は無かった。これは雪解けしてばっかりのこの時期だからなのか、何かあったのか。ちょっとこれだけでは判断できなかったけど…。

※後で調べたところ、この先の道を只見町と繋ぐべく工事が続いており、工事関係の作業場とされているようであった。只見町と繋がるとなると、個人的には色々楽しみが増えてくる。早く道が繋がるといいなぁ。

■DAM-DATA
ダム番号781
型式中央土質遮水壁型ロックフィルダム
非常用洪水吐自由越流式
常用洪水吐
低水管理設備
ダム湖名ひめさゆり湖 (ひめさゆりこ)
所在地新潟県三条市大谷
河川名信濃川水系五十嵐川
堤高・堤頂長75.5m・360m
総貯水容量21100千m3
管理者新潟県
Web大谷ダム(新潟県ホームページ)
本体着工/完成年1971年/1993年
Location: 大谷ダム

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