矢作(やはぎ)ダム
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FNAWIP
Ver.1
2014年度の「森と湖に親しむ旬間」は、中部地方のダムを中心に、見学会に参加してきた。矢作川水系はまだ訪れたことが無かったので、今年のターゲットは矢作川♪と早々に見学会の申し込みを済ませて、こども達と共にやって来ました愛知県。
大変お天気が不安定で、ここに来るまでに土砂降りになること数回、現地は大丈夫なのかと心配しながら向かっていたが、雲はたっぷりあるけども雨は我慢してくれてて感謝感謝。
もうすぐ着くよーってところで矢作ダムさんダムチラッ♡ 家族で「見えたー!(∩´∀`)∩」と盛り上がる旬間である。
下流を堰き止めてる大きな壁は副ダム、横に並ぶ白い建物は中部電力の矢作第一発電所。
矢作ダムは揚水発電の下池でもある。中部電力初の純揚水発電施設なんだそうだ。上池は黒だダム……なんだけど、ええと二段式?!世界でも珍しい形式で、間にある富永ダムを中継し、奥矢作第一発電所・奥矢作第二発電所の2段構えで発電しているのだそうだ。
今回のダム見学は矢作ダムの水源地域で行われた「奥矢作森林フェスティバル」のイベントの1つとして実施されたものであった。先着200名ということで早々に専用サイトから申し込みをしたところ、5回目の見学会への招待状を頂いて参加と相成った。
ダムから少し離れたイベント会場で受付を済ませ、バスに乗り込んでダムへ向かう。
管理所前で職員の方に「間近でご覧頂くことになるので、ホント濡れますから対策してください、ビニール袋用意してますので被られますか?どうぞ~」と見学者に配って頂いたが、矢作汁(おいw)を浴びたい私は満面の笑みで「大丈夫ですぅ~~(にへら)」。こども達には持参したカッパをさっさと着せて監査廊へGo!
矢作ダムの常用洪水吐、高圧スライドゲートがよく見えるキャットウォークへ案内された。間近って言われてたけどほんとに堤体から観ていいんですね(゚A゚;)ゴクリ
事前に放流のサイレンは鳴らしていたが、実際の放流は、なんと見学者が見学ポジションに立つのを確認した上での実施。ダムが放流するのをまだかなって待つんじゃなくて、私らが見るタイミングで放流してくれるなんて……喜びどころが理解して貰えないかもしれないけど、いやホント、夢のようであるw
とか言ってたら放流開始w 目の前でぷっしゃああああああ!。カメラ構えてる私に水しぶきドババババw びしょ濡れになりつつ満面の笑みでスゲースゲー言いながら大興奮でシャッター切る私ww
最前列陣取ったこども達、あまりの迫力に手すりにつかまってフリーズw
レンズ濡れちゃってボケボケになってしまったが、水が出てる様子をしっかり見ることが出来て、一緒に見学した家族連れの方々も水しぶきにひるみつつも「すごいねー!」と言いながら放流の様子をカメラに収めていたよ。
矢作ダムはアーチ型コンクリートダムなので、堤体の幅は薄い。堤頂部は幅5m、下層の一番分厚いところでも20mだという。放流見学させて頂いたキャットウォークへと続くルートはエレベーターがあったのでこども達も無事見学できたが、そこより下へ行くには急な階段を昇り降りしないといけない。
堤体内で見れる部分て少ないんですけど……と見せてもらった下層部へと続く階段。降りてみたぃぃ(コラ
見学会に合わせて放流を行ってくれるダムは結構あるし、放流見学させて頂いたことも多いが、ここまで間近で見ることが出来るのは初めてだった。今後もこのような機会を作っていただけると嬉しいなぁと思いながら矢作汁を浴びていたのであった(ぉ
ダム番号 | 1108 |
型式 | 越流型放物線アーチ式コンクリートダム |
非常用洪水吐 | テンターゲート×4門 |
常用洪水吐 | 高圧スライドゲート×3門 |
ダム湖名 | 奥矢作湖(おくやはぎこ) |
所在地 | 愛知県豊田市閑羅瀬町 |
河川名 | 矢作川水系矢作川 |
堤高・堤頂長 | 100m・323.1m |
総貯水容量 | 80000千㎥ |
管理者 | 国土交通省 中部地方建設局 |
Web | 矢作ダム管理所(国土交通省中部地方整備局ホームページ) |
本体着工/完成年 | 1962年/1970年 |
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