世木ダム

Nao Machida // 2013/01/01


世木(せぎ)ダム
G
P
Ver.1

日吉ダムの上流には、水没してもなお働いているダムがあるということで見に行った。
世木ダムは、発電用ダムとして関西電力が管理していたダム。日吉ダムの建設に伴い、大部分が水没することになり、ゲートもすべて撤去された。
しかし発電の取水は現在も行われており、堤体も貯砂ダムとして機能している。当初の役目を終えた後も引き続き働いてくれているダムなのだ。

堤体脇の道路に車を停めて、上流側から堤体を望む。黒くなっているところらへんまで水没するのかな〜?

ふと道路脇に目をやると「世木ダム遊歩道」とかかれた看板があった。改めて足元を見ると、堤体脇まで降りる事ができる階段が見えた。そんなの見つけちゃったら降りるしかないじゃないですかー!ということで降りていく。

降りきったら、ついつい振り返って見てしまうよねw 結構急な階段だったよ。

上流側から堤体を愛でる。できたのが1951年。もう出来てから60年以上も経つんだなぁ。改めて堤体を見る。一部苔むしていたりする。なんとも歴史を物語る堤体。

天端も立ち入り可能なので行ってみる。ゲートがあった場所は一段高くなっているようだ。

階段を上り、足元を覗きこむ。越流してる。ゲート無き今、自然の流れに従って上流からの水を送り込んでいる。

車を停めていた道路まで戻る。改めて世木ダムを愛でる。写真の左端の方に見えている構造物が、世木ダムの発電取水口となるらしい。

ゲートを外されたその姿はちょっともの寂しげな雰囲気も感じるんだが、静かに今もなお働き続けてくれているんだと思うと、素直に「凄いなぁ。ありがたいなぁ。」ってつぶやいてしまう。

そんな感動しつつも、気になることもあった。
世木ダム周辺の遊歩道をウロウロしてたら、家財道具一式、不法投棄してあるところに遭遇。山はゴミ捨て場ではない。きちんと処理してもらいたい。

■DAM-DATA
ダム番号1399
型式直線重力式コンクリートダム
ゲート撤去→自由越流
ダム湖名天若湖(あまわかこ)
所在地京都府南丹市日吉町
河川名淀川水系桂川
堤高・堤頂長35.5m・138.2m
総貯水容量5595千㎥
管理者関西電力(株)
Web
本体着工/完成年1950年/1951年

場所: 世木ダム

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