[4ダム見学会] 湯西川ダムの中を見てきたよ!

Nao Machida // 2013/07/21


湯西川(ゆにしがわ)ダム
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FNAWI
Ver.2

森と湖に親しむ旬間の行事として、鬼怒川上流4ダムの見学会が開催されたので行ってきた。 2基目の見学は湯西川ダム。訪問自体は、2012年10月7日に一般公開が始まった時に来ているので、今回は2回目になる。
湯西川ダムについては、堤体見学をダックツアー(水陸両用バス・有料)のプログラムとして行われているが、ダムの見学会として開催しているものに参加したのは初めてになる。




ダムの放流等の注意等をお知らせする電光掲示板がとってもグラフィカルでびっくり。写真撮りそこねてしまったのだが、道の駅湯西川付近にある電光掲示板はダムの絵が出ていて感動したw

駐車スペースに車を停めて、早速「今日はホラ、今人がいるでしょ、あの下までいけるのよ~!」とムスメに説明しつつ、覗きこむw

バルブからの放流が景気よく行われてるね。減勢工沿いに人が見えるので、間近でだばぁが見れるよっヽ(=´▽`=)ノ と喜びながら受付へ。受付時にアンケートの記入を求められて、これから見学するのに感想書くとか順序おかしくないかなぁと思いつつも言われるがまま記入したりなどw

天端からダム湖を眺めたら、ちょうど水陸両用バスが泳いでる(おいw)ところだったw水位は低いけど、ダム湖周遊はできる程度の水位は維持できてるのかな~。

天端にどーんと鎮座している選択取水設備の操作棟。いつもはがっちりシャッターが降りているわけだが、今日はオープンヽ(=´▽`=)ノ 中を見ることができるようになっていた。

湯西川ダムは、連続サイフォン式選択取水設備を採用している。選択取水設備は、ダム湖の水位に関係なく、指定した深さの水を取水することができる設備で、今までは、段々に重ねられた鋼鉄製のゲートを設置して、指定のゲートを開閉することで取水(直線多段式)していたりする(他にも方式はいろいろある)が、この連続サイフォン式は空気がゲートになるのだ。

逆V字型のサイフォン管という管が設置され、V字の部分に空気を入れることで水を止めている。取水するときは空気を抜くことで、自然にサイフォン管に水が流れて行き取水できる仕組み。
このサイフォン管が縦に連続してたくさん積み上がっているので、連続サイフォン式と言う。鋼鉄製のゲートを動かす方式に比べると空気を送り込んだり排出したりするだけでコントロールできるシンプルな仕組みなので、メンテナンスも簡単で、低コストで運用できるのが魅力なのだそうだ。

正面奥に鎮座しているのが充填タンク。ここに圧縮した空気を貯めて…

たくさん並ぶパイプからそれぞれのサイフォン管に空気注入ー!( ー`дー´)つ

操作盤。今どのゲートが閉まってて、どのゲートが開いているのかわかりやすい。


選択取水設備を見学した後、エレベーターに乗ってダムの中へ。

途中すこしだけ階段がある。

去年の秋に完成したダム。コンクリートがつるつるすべすべで若い印象w。 監査廊の中は他のダムとはちょっと違う空気?匂い?がした気がした。多分気のせいだと思うけどw

途中、更に下る通路等が繋がっていたりして、未知の空間に思いを馳せるなどしながら堤体内をテクテク移動。

出てきたところはダム直下(そりゃそうだろう)。ふっと見上げたら、さっき上から見下ろしていた駐車スペース付近の柵が見えたり。いつかフーチング(岩盤との接地面、ここでは上へとつながる階段)も歩いてみたいな~。

改めて堤体を眺める。近い。近すぎる。私のカメラでは収まらないww(またかw)ほんとダム行くとたいした腕持ってないくせに広角レンズ欲しくなるのよねーほんとにもー/(^o^)\

ダム下で見学するのはこちら。

放流ゲート操作棟。既に外ではだばぁしてるわけですがそのゲートの操作室がこの中になるわけだっ。

中を見て、ぱっと目につくのが緑色の大きな設備。利水大放流用ゲート。故障時に対応できるよう、主ゲート(右側)と副ゲート(左側)の2基体制。

早速下まで降りていって、間近で見学させてもらう。緑のゲートの間にある銀色の設備は注水設備。この機械で主ゲートと副ゲートの間に水を注入した上でゲートを操作する。ゲートの間に空気が入っていると空気が圧縮されて放流管やゲートを破壊する危険があるため、空気を逃がしてからゲート操作を行うんだね。

更に低い位置に利水小放流用ゲート。こちらも主ゲートと副ゲートの2台体制。大きいゲートと小さいゲートを使い分けて、きめ細かな流量調節を行なっているそうだ。

きめ細かな流量調節について更に付け加えておくと、ここの利水大放流の主ゲートは中央部にくびれがあるのだそうだ。くびれ部分を作ることで、それまでだと全開か全閉かのどっちか!だったのが、締め切る手前でくびれからのちょい出し(ぉぃw)みたいな調節ができるようになってるんだって~。工夫してるなぁ~って思った。

利水放流ゲートの操作盤。操作盤も真新しい。(そりゃそうだw)

見学時は主ゲートが44cm、開度としては24%開いていて、7.49㎥/sの放流を行なっていた(と操作盤は言っている←)。副ゲートは全開なので200cm。

放流ゲート操作棟を出たら、さっき見たゲートからの放流が真横から見ることができた。減勢池へ勢い良く放流されて、副ダムにあたって水しぶきをあげていた。

更に少し下流側へ進んでから振り返る。堤体どーん。去年の試験湛水のときはここをだばぁ~~っとクレストから流れてきてたんだよなぁ~とかこれまた思いを馳せたりなどしながらしばらくぼーっと堤体を愛でてみるなど。

下流側も眺める。…と。

釣り人がいたーw あそこは釣りしていいエリアなんだろなぁ、手前に網場っぽいのが見えたし。川に結構身体入ってるように見えるので、場所によるんだろうけども、そこそこの深さはあるようだ。

ずっと曇り空で湯西川ダムの白い堤体が映えないねぇ…なんて居合わせた見学者の人たちと話していたんだけど、なんだか青空が出て来ましたよ?ww って、まだあと2箇所見学したいし、お昼ごはんも食べないとだし、あんまり時間ないのにーw もうちょっと早く出てきてくれれば良かったのにーww とか思いながら次の移動に移ったのであった/(^o^)\


■DAM-DATA:初回訪問時のデータをご参照ください。

場所: 湯西川ダム

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