小渋(こしぶ)ダム
A
FNAP
Ver.2
森と湖に親しむ旬間の行事として、長野県の小渋ダムで「一日ダム開放」と称した内部見学会を開催していたので行ってきた。
小渋ダムに行くのは1年ぶり。一人で車運転して関東から離れたダムに初めて行ったのが小渋ダムだったので、なんとなく思い入れがあったりする。
ダムサイトにつく直前にある滝も良い感じに流れてた。前の日、家の用事でバタバタしていたので、正直満足に睡眠取れて無かったのだが、滝を見たら「もうすぐ小渋ダムだー!」ってテンション上がってきた。
無事に現地に到着。受付の時間より30分以上早い到着だったが、既にダム見学に来ている人がちらほら。
車で子ども達と見学の準備をガサゴソしていたら、隣に停めた車の人がこちらをじーーーっと見ている。ん?どこかで見かけたような…?とか思いつつ支度して車の外に出たら「久しぶりー!子ども達大きくなったわねー!!」と声をかけられたw おぉそうだ、去年のもりみずで二瀬ダムの見学会をご一緒させてもらったご夫婦だったw 聞けば先週の奥鬼怒にも来ていたというw 勿論翌日に予定されている新豊根ダムの見学にもエントリー済みとのことだったw というわけで、今回はご夫妻と一緒に見学することにw
受付開始までまだだいぶ時間があるので、天端を散策しておこう。子どもら連れてダムの諸元を大雑把に説明しながらテクテク。
ダム湖側を望む。水位はこちらも低め。水位の目盛りが斜面にあるのは息子にも興味深いものだったらしい。
天端をテクテクあるいていくよ。
右岸側まで来たところで堤体を望む。いよいよ今日は見下ろすんじゃなくて、見上げることができるのねぇ(^q^)←危
今回の見学会は「小渋ダム開放DAY」という名称で、ダム内部やバイパストンネルを自由に散策…って触れ込みだったので、ここらへんとか行けるんかなぁとか思ってたんだけど、特に開放される雰囲気ではなかったw
管理事務所まで登って、出来る限りの高い位置から堤体を愛でる。岩のゴツゴツと堤体のなめらかなカーブが( ・∀・)イイ!!
とかやってる内に受付時間が近づいてきていたので、慌てて受付場所となるビジターセンターへ戻り、受付開始。
ダムの堤体見学は、受付した人をグループにまとめたうえで、職員の案内の元、堤体内を見学する形が一般的だが、この日の小渋ダムは各自好きなペースで指定エリアを見学してもいいよーという形をとっていた。既に天端を愛でていた私達は受付完了後、さっそくエレベーターへ。
おおっ。どんどんエレベーターに乗り込んでいる模様。私達も2ターンぐらい待ってからエレベーターに乗り込んだ。
ついたところは3本あるキャットウォークの内、真ん中になるキャットウォーク。エレベータ付近にヘルメットが山積みされていて「キャットウォークを歩く人はここでヘルメットを被ってくださいねー」と渡された。
私はこの時点でヘルメットの装着の前にムスメを装着wwお陰で写真の枚数が減っております/(^o^)\
キャットウォークを歩いて行った先はコンジットゲートの真下!ww 近すぎやねんww 写真撮りようがないねんww とか言いながらも撮影www
(あれっ、お母さんヘルメットどうしたんですかーーっ(汗))
下から見上げる堤体はホント迫力があってたまらない。小渋ダムはエレベーター設備が堤体の外に設置されている。ので、これまた他のアーチとはまた違う画がみれて面白い。…とか言いながら更に下に行くためにエレベーターに再度乗り込もうとエレベーターまで戻ったら、「エレベーターが来なくなっちゃったよ~~/(^o^)\」と職員さんがあたふたしていたwww
しばらく待ってりゃ治るだろ~とのんびりしていたのだが、一向にトラブル解消の兆しがない…というわけで、
急遽、「申し訳ないんですが、こちらの階段から降りて行っていただけますか?」と、立ち入り禁止の札が貼られていた階段を使って降りることになったヽ(=´▽`=)ノラッキー←
息子は手すりにしがみついて「怖いよ~~怖いよ~~」の連呼をしながらノロノロ階段降りていってたよww
階段降りて、ふと見上げる。さっき行ったゲートが見える。
そういえば、小渋ダムのキャットウォークは鉄板率が高いなぁ。鉄板に穴開けてますって感じだね。川治ダムのような透け透けグレーチングではなかった。足場が透け透けじゃないから安心するかと思ったら意外とそうでも無かったので、結局のところは足場はどんなのであっても手すり側の視界が恐怖感を決めるんじゃないかなぁとか思ったりなど。
キャットウォークを左岸側のほうまで歩くと監査廊の入口が開いていたので入る。アーチダムは厚みがないダムではあるが、下の方は厚みがあるから、中に監査廊が作れるそうだ。
人の流れに添って、更に階段を降りてダムの底のほうに向かっていく。
一番底というと、アレですね、排水ポンプ。ダムの底に溜まった水をここからポンプで排出する。
ちょこっとお水貯まってましたね。操作盤の青いランプがピカー。
小渋ダムの監査廊で印象的だったのは、、、
アーチダムだから、監査廊もアーチを描いているわけですなっ!w 曲がってる~ヽ(=´▽`=)ノと写真を撮る私を居合わせた見学者の方が「まぁ、そうだねぇ…曲がってるよねぇ~(^_^;)」と心なしか引き気味に見ていた気がするが気にしない!w
監査廊のど真ん中にはプラムライン室があって、開放していたので見学。過去に触られる事案でもあったのか、係のお兄さんがひっきりなしに「触らないでね!触らないでね!!」と言ってる中、ジロジロ見学してきたり。
プラムラインは「たわみ測定器」といって、ダムの堤体の傾きなどを常に調べているものなので、触ったりして動いてしまうと計測できなくなってしまうから触っちゃだめだぞ☆
更に進んだ先に見えたものは…上り階段w そりゃそうだよな、階段降りてったってことは…登るよねぇ~~(;´д`)-3 ←ムスメ背負い中w
で、出てきた先はエレベーター棟の付け根だったw
右岸方向を見上げる。上まで続くフーチングと階段を境にして、コンクリートのなめらかな壁と、岩盤のゴツゴツな壁が愛でられる。
しばらく堤体をぺたぺた触ったり上見たり下見たり繰り返した後、バイパストンネルを見に行こうということで、移動開始。
右岸沿いの通路を歩いていくと、副ダムの真横にきた。遠くから見ると小さな堰にしか見えないが、間近でみると、当たり前なんだけど、大きかった…w
ちょっと見晴らしの良いスペースがあったので、堤体を望む。どセンターヽ(=´▽`=)ノー!!
おおっ!さっき行ったゲートの真下に人がいるーw 正直なところ真下過ぎて実感できなかったんだけど、あのでっかいゲートの下に立ってたんだよねーwww
などと何度も振り返りながら移動。しばらく進むと小渋川をまたぐ橋に到着。到着時は薄曇りだったが、この頃には日差しが回復してきたので暑いw
左岸側には水力発電所があって、発電で使われたとおもわれる水が流れていた。
橋の上からダム堤体を望む。地形の関係で、ゲート群は右岸側に寄せて作られている。
更に歩いていった先に、大きな穴が口を開けていた。バイパストンネルだ。トンネルの口に近づくまで暑かったが、近づくと中から冷えた空気が流れてきていて大変涼しいw
トンネルなので中に入っても、まぁ、涼しいだけで特に何があるわけでもない…と思ったら、中腹で楽器を触ってる方々が。そういえば中でミニコンサートするって言ってたっけ~。でも次の予定があるのと身体が冷えてきて寒くなってきたので出ましょうかね~とトンネルから撤退w 出て行く途中、演奏が聞こえてきて、癒される音がトンネル内に響きわたって良かったよ。
■DAM-DATA:初回訪問時のデータをご参照ください。
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