奈良俣(ならまた)ダム
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FNAWIP
Ver.3
矢木沢ダムの放流を楽しんだ後、奈良俣ダムへ向かった。奈良俣ダムでもゲートの点検放流が行われるのだ。
ダムの下流側に広いスペースがあるので、そこに車を停めよう~と行ったら既にいっぱいw ダメか~><と思ったら、何とか滑りこむことが出来てホッとしたりなど。
ものすごく天気が良くて。奈良俣ダムの巨大な堤体に雲の影が流れて行く。こども達はダムの巨大さを改めて感じたのか、でっかいねーすごいねーと繰り返していたよ。
ところで巨大滑り台に既に水紋が見えるんだけど……
「おかーさん!来たの遅かったのでは?!もうお水流れてるよ!!」と焦る息子。すかさず「よく見てー両サイドから流れてるでしょう、今日は真ん中から流れてくるのヨー」と説明する母w
奈良俣ダムは今年は水量が豊富で、結構早い時期から常用洪水吐からの越流が起きていたのだ。そう、常用洪水吐と非常用洪水吐の吐口は同じ場所にあるんだよね~。水量が少ない状態での越流だと、美しい水紋が愛でられるので、これはこれで好きな放流だったりする。
自由越流式のゲートより水位が高ければ越流する。奈良俣ダムの越流の目安となる水位は覚えやすくて標高888m。ダムの今の情報が分かる、国土交通省の川の防災情報で奈良俣ダムの水位をチェックして、貯水位が888.00を超えていればこの光景がご覧頂けるので、参考にしてみてね☆
昨年秋から整備工事が行われていて立ち入りできなかった、天端まで続く遊歩道。よく見ると天端まで登ってる姿が結構見える。700段の階段で片道40分ぐらいかかるのに…wすごいなぁ、と思いながら私は眺めるだけに留めまして(w
この遊歩道に行くために通る、洪水吐きにかかる橋。当然のことながら滑り台のド正面になるわけで、ギャラリーたくさんw 私も橋の真ん中を陣取らせてもらいましたw
見上げると非常用洪水吐のゲートピアが見えた。上から下流の我々を眺めてると思われる人々の姿が見えるヽ(=´▽`=)ノシ…肉眼で確認するの無理ーw
そうこうしているうちに、放流を知らせるサイレンが鳴り響いて、観客にも緊張が走る。それぞれ陣取った場所からカメラを構えて「後何回で放流始まるんだ?」「今何回目のサイレンだっけ?」とか言いつつ凝視w
そしてやってきましたゲートオープン♡ 自然越流していた両サイドの水紋の間を非常用洪水吐からの水が流れてくる様は、美しい~♡。
しばしうっとりと水門を愛でた後、天端へと移動。
越流している両サイドに比べ、しっかりと水が流れているのが分かる。
ゲートの真上からチェック。結構な勢いで水が流れていた。途中調整等ありつつ一秒間に最大10トンの水が放流されていた。
ゲート脇からダム湖を望む。貯水率100%のたぷんたぷんなお姿。最初にも書いたけどホント天気がよくて暑かったんだけど、美しい放流が愛でられて嬉しかった。
越流の水紋に重なる非常用洪水吐からの水紋の美しさは、忘れられない放流の一つになったと思う(`・ω・´)ゞ
■DAM-DATA:初回訪問時のデータをご参照下さい。
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