胆沢ダム

Nao Machida // 2015/05/02


胆沢ダム(いさわ)ダム
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Ver.1

2年前の東北ダム巡りの際、周囲のダム愛好家な先輩方はサーチャージの越流の瞬間を求めてココへ向かって突き進んでいた。しかし私はこども二人連れての車中泊の旅だったので宮城まで行ったところで引き返してきていた。
そして2年経った今、ムスメと二人で車かっ飛ばしてやってきた。やっと会えたよ胆沢ダム。


東北道の平泉前沢ICを降りて国道4号~広域農道な県道283号をつらつら走って国道397号へ。いくつかトンネル抜けたら目の前に現れた日本最大級のロックフィルダム。遠目に見てもでっかい!
事前に調べたダムカード一覧表では、胆沢ダムのダムカードは8時半から配布しているとのことだったので、8時半過ぎを狙って管理事務所へ行きますよ……

開いてなーいw\(^o^)/
9時からだってことなので、管理事務所前に車停めて待機www
(他にも待ってる車が居たのもあって、職員さんがちょっと早めに門を開けてくださいましたm(_ _)m)

胆沢ダム管理支所。新しくてバリアフリーな施設でしたっ。中では胆沢ダムや、ダム湖に沈んだ石淵ダムの貴重な資料が展示されている。

管理事務所の裏手、洪水吐きの脇に「奥州湖」と彫られた石碑が鎮座してたよ。

常用洪水吐のゲートから越流中。導流壁にあたって跳ね返る水紋が織物のようです。左側の少し低めの壁が自由越流式の非常用洪水吐。サーチャージの時はここを越えてサラサラ流れていたそうです。見たかったなぁ。

振り返って下流側を眺めると、なが~い滑り台をさらさら流れて行く様子が愛でられます。( ´ー`)フゥー...。

天端の長さは723m。愛でにまいりますぞ(`・ω・´)ゞ テクテク

テクテク進んで、ダム湖側からの洪水吐のようすを眺める。巨大なコンクリートの壁。
写真で見るとあんまりすごく見えないかもだけど、ものすごーくでかいんですよ。デカさを表現する腕がない、、、(´;ω;`)ブワッ

ダム湖とムスメ(ぁ。
もともとこの地には日本で最初に着手したロックフィルダムである石淵ダムがあった。
北上川上流5大ダム計画に基いて建設されたダムの内、最初に完成したダム。重力式コンクリートダムの計画からロックフィルダムへ変更されたという。上流側は表面をコンクリートで遮水した「コンクリート表面遮水壁型ロックフィルダム」だったそうだ。
もともとは灌漑目的が強かったため、規模はあまり大きくないダムであったので、治水機能は十分とは言いがたい状況だったらしい。加えて胆沢川は出水が多く、頻繁に洪水調節を行うこととなっていたようだ。
そんな石淵ダムのより安定した洪水調節機能の強化を求め再開発が計画された。当初は嵩上げ等も検討されたようだが、最終的には直下流に大規模なダムを作る方向でまとまり、作られたのが胆沢ダムなのだそうだ。

てなわけで、このダム湖の中に、ダムが居るんだよ~?とムスメに話してみたが、ちょっとまだ理解するには難しかったようだった/(^o^)\

ムスメさん的には柵になってる巨大なチェーンが気になった模様。「この鎖、大きいねぇ。重いねぇ。」としばらく触っていたw

天端から下流側を望む。いくつか広場が見えるんだけど、まだ整備中っぽい。洪水吐から流れる胆沢川の流れの他に、右側にも池のようなものが見えた。こちらは発電設備からの放流水のようだ。

右岸まで歩いて行けると思いきや、途中で通行止めとなっていた/(^o^)\。木が生えてないエリアの上に展望台があるとのことだったので行ってみることにした。

ものっそい旧なつづら折りの道を登って行ったら展望台に到着。

展望台から堤体を望む。ロックフィルダムが水をたっぷり貯めてるのがよく見える。

周辺のパノラマ写真を使った説明パネルが設置されていた。

ダム湖の名前は奥州湖(おうしゅうこ)。写真中央部の突き出た辺りが石淵ダムの左岸だったそうだ。最低水位まで下がれば天端が顔をだすこともあるようだ。

下流側からの写真を撮りたいなぁと思っていたのだが、下流側は整備中で直下にはお近づきにはなれなかった。
でもせっかくなので下から撮れる場所って無いですかしら~と管理事務所付近で遭遇した職員さんに相談したら、いくつか立ち入り可能な場所を教えてくださった。ありがとうございます。

というわけで、2015年胆沢ダム春の融雪放流だばぁ~(∩´∀`)∩ワーイ

ここらへん、どんな整備が進むのかな。来る度に景色が変わっていくのかな。ちょっと今後が楽しみだ。

■DAM-DATA
ダム番号277
型式中央遮水壁型ロックフィルダム
非常用洪水吐自由越流式
常用洪水吐ローラーゲート×2
低水管理設備円形多段式ゲート
ダム湖名奥州湖 (おうしゅうこ)
所在地岩手県奥州市胆沢区若柳
河川名北上川水系胆沢川
堤高・堤頂長132m・723m
総貯水容量143000千㎥
管理者国土交通省 東北地方整備局
Web北上川ダム統合管理事務所
本体着工/完成年1983年/2013年
場所: 胆沢ダム

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