揚川(あげかわ)ダム
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Ver.1
新潟県にやってまいりました。今回の目的地は阿賀野川が流れる阿賀町です。五泉市から国道49号を、阿賀野川および磐越西線と並走しながら遡上していきます。阿賀野川、広いな~。途中に見えた阿賀野川頭首工(運転していたので写真撮れず)の幅(堰長)が206.4mだそうです。お水たっぷりで気持ちいいな~って思いながらちょっと進んだら、阿賀野川はうねうねと蛇行しだします。そんなくねくねする阿賀野川を幾度となく渡り、トンネルを抜けたら現れたのが揚川ダム。
左岸側に到着しましたので、左岸側からダムを愛でよう…と思ったら、パラパラパラパラ…と音が。あらやだ夕立かしら?とか思ったがそうじゃなかった。車にアブの猛攻撃((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル……ドアが開けられない…💦 というわけで、車内から遠目にカメラ構えてます。
揚川ダムは、東北電力さんの発電ダムで、川幅いっぱいにズラリと15門のゲートが並ぶダムです。ゲートがずらーっと並ぶタイプは、電力会社さんのダムに多くみかけますね。
上部にはゲートの巻き上げ機が並んでいるのですが、雪の降る地域なので、しっかりガードされています。
とにかくアブが怖くて落ち着かないので場所を移動しようと。下流側から愛でられるところは無いかな?とそのまま下流側をぐるりと走ったら…
…右岸側に着いちゃった(*ノω・*)テヘ でもこっちは左岸に比べたら殆どアブが居なかったので喜々として外へw
ゲートから放流された水は、ゲートがずらりと並ぶダムですが、直下にもずらりと並ぶ歯型閾(はがたしきい?)。これで減勢されながら下流へと流れていくようです。中間あたりに長い壁。整流の為なのか?補強の為なのか?
右岸側には斜面に沿って階段がありました。ゲートの巻き上げ機が入ってるところからも通路が伸びてますね。この上に管理所があります。
奥には取水設備や、分解されたゲート部品が積まれたりしていました。
車から見える(&車が停められる)場所が定められなくて、地図でチェックですが…取水された水はヘアピンカーブで曲がってきた下流側にある揚川発電所で発電されます。
で、発電所のあたりをズームしてみたら魚道があった!堤体に設置じゃなくて、取水口からの導水ルートに魚道も作っているのかな。
魚道を使うとめっちゃショートカットできるやん、お魚さん…ww(それが魚さんにとって嬉しいかどうかはさておきw)
ちょっと脱線してしまいましたが…ダムに目を向け直しまして。
ゲートはローラーゲートですね。写真でみるとひっそり控えめにいる感じに撮れてますが、とても大きなゲートですw
アブが来ないのをいいことに、天端にも足を伸ばします。といってもいつアブが来るかわからなくて落ち着かなくて、ササッと手早く駆け足でw。天端は車の通行が可能です。
横から見たときは気づかなかったのですが、中間寄りのゲートが1門開いていました。だばばばばば。
車に戻って天端を渡って左岸側に戻ってきたら、やっぱりアブの大群が゚゚(゚´ω`゚)゚。ピー
上流側、湖面(川面?)も落ち着いていて水鏡な写真が撮れそうだったのにぃ…w
アブは、車の排気ガスとか熱気とかを感知して寄ってくるそうです。なので車のエンジン切ってしばらくじっとしていたら収まるらしいです。訪問したのは実は早朝5時半。この時点ではまだ気温も23度ぐらいだったんですが、既にアブの活動真っ盛りでした。ダム訪問時は長袖の上着とか、長ズボンを履くなど、虫対策をしっかりしてお出かけください…。
■DAM-DATA
ダム番号 | 0751 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
非常用洪水吐 | - |
常用洪水吐 | ローラーゲート×15門 |
ダム湖名 | - |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町 |
河川名 | 阿賀野川水系阿賀野川 |
堤高・堤頂長 | 19m・316.2m |
総貯水容量 | 13748千㎥ |
管理者 | 東北電力(株) |
Web | - |
本体着工/完成年 | 1961年/1963年 |
駐車スペース | ダムサイトに駐車スペースあり。 |
トイレ | 無し |
おむつスペース | - |
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