四万川(しまがわ)ダム
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Ver.1
中之条ダムから四万川を遡ること12キロ、視界に飛び込んできたのはお城?な雰囲気の石組み風装飾が美しい四万川ダム。
天端に並ぶ各種設備の屋根が更にお城感を出してるような気もしないでもなく。上信越高原国立公園内に位置する四万川ダムは、「地域に開かれたダム」の指定を受け、地域の意見を取り入れながら、開放的な環境とすべく整備を進めているのだそうだ。
四万川ダムについての説明パネルと、ダム湖である奥四万湖の案内パネル。「人には教えたくない湖」というキャッチコピー。何故ならば…
四万川ダムはダム堤体の美しさも素敵なのだが、ダム湖もすごいのだ。…というわけで、天端へ移動してダム湖を見てみる。
…おぉぉ。(ゴクリ)
青っ…。
そう、コバルトブルーの湖面が有名なのだ。水の色が何故こんなに美しい青になるのかは、科学的な証明はまだ完全にできていないが、湖水に青い光を反射させるような何らかの物質が多く含まれている為ではないかという推測がされている。
下流側を望む。綺麗に整備された庭園が見える。間近に駐車スペースもあり車で行けるようなので、後で行ってみよう。
天端に並ぶ各種設備。こちらは水位計。他の設備に比べるとこじんまりとした設備。
右岸側の天端から左岸方向を望む。右はエレベーター棟。左は利水放流設備のゲート室かな。
天端からバルコニーの如く湖面にせり出した見学スペース。網場についての説明パネルが設置されていた。ここから見下ろす湖面がまた青一色で綺麗で。居合わせた観光客の皆さんも見下ろしては「綺麗ねぇ…」としばらくぼーっと眺めている方が多く感じた。
天端でみかけたマンホール。ニホンカモシカの親子のイラストがあしらわれていた。
非常用洪水吐は自由越流式。グレーの堤体の奥には真っ青なダム湖の水が見える。ダム湖の湖水というと、緑色がかってたり、茶色く濁ってたりするのを見慣れているので、少々違和感すら感じるw
青いだけでなく、透明度も結構あって。写真ではうまく表現出来なかったけど、、、
天端を渡りきって左岸側。四万川ダムの竣工記念碑がでーんと鎮座。
その横に管理事務所がある。四万川ダムはダムカードを配布しているダムだが、訪問日は土曜日だったのでダムカードの配布日ではなかった為ゲットならず。残念。
とにかく湖面の青さに思わず何度も写真撮ってしまうよね…w と事ある毎にパシャパシャ。いやホント、ずーーーっと見ていたい湖。
右岸側のダム湖沿いには日帰り温泉「四万こしきの湯」がある。訪問日も続々とお客さんが入ってきていた。
受付カウンターのあるロビーは四万川ダムの資料館も兼ねているので
四万川ダムの模型と、ダムの断面図が掲示されており、説明に合わせて水の流れが判るようになっていた。とにかく子ども達はこのテの説明アイテムは大好きなので、しばらくココから離れなくなったのであった/(^o^)\
子ども達をひと通り満足させたところで車に戻ってダム下へ向かうことにした。ダム下は日向見公園として整備されているんだそうだ。訪問日はお天気も良く、お花も沢山咲いていて…
咲き乱れる花と青い空と四万川ダム!!…ってしたかったんだけど、木が邪魔で何撮ってんだかわけの分からない写真にしかならなかった/(^o^)\クヤシーw
洪水吐を真下から見たいな~と思って移動していたら、
「四万川と遊べます」という看板が。水遊びスポットって書いてるのを見て息子大興奮wwホント子どもは水遊びが大好きですよねーw
階段をトコトコ降りていくと…
ダムでお馴染み「危い!!」看板(∩´∀`)∩
更に降りたら直下、どーん!(∩´∀`)∩
岩がゴロゴロしているので、川の中の方には行きづらい(そっちは入っちゃダメなのか判らなかった)ですが、水が綺麗だね~。
横では早く水遊びしたい息子が興奮気味に「何処まで入っていいの!?ねぇ?!どこまで?!」とか騒いでいたけどしばしウットリ←
階段降りきったスペースに水がきていたので、そこなら足場も悪くないし良いんじゃない?と勧めたら、「やったぁ~!!」と息子は速攻裸足になって突撃、パシャパシャw…から数秒後
冷たいぃぃっ!!!Σ(゚∀゚ノ)ノ
…四万川の水は大変冷たいようでありましたw
■DAM-DATA
ダム番号 | 626 |
型式 | 越流型直線重力式コンクリートダム |
ゲート | クレスト部:非常用洪水吐(自由越流式) 常用洪水吐(洪水期用):半管路型放流管(ローラーゲート) 常用洪水吐(非洪水期用):オリフィス(ローラーゲート) 利水放流設備:円形多段式ゲート |
ダム湖名 | 奥四万湖 (おくしまこ) |
所在地 | 群馬県吾妻郡中之条町四万 |
河川名 | 利根川水系四万川 |
堤高・堤頂長 | 89.5m・330m |
総貯水容量 | 9200千㎥ |
管理者 | 群馬県 |
Web | 四万川ダム(群馬県ホームページ) |
本体着工/完成年 | 1980年/1999年 |
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