薗原ダム
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FNP
Ver.7
薗原ダムでクレストゲートの点検放流を行うという情報を得たので、つい最近行った気がしないでもないがこれは見とかなきゃ駄目でしょーと行ってきたw ダム巡りの記録を調べてみたら、今年になって4回目の訪問(その内3回は1ヶ月以内とかww)ですってよ奥さんw
クレストゲートは、ダム設計時に想定されている「100年に一度の洪水」を超える大洪水(※)を想定して設置されている非常用洪水吐。なので、ここから放流している様子なんてものはそんな大洪水でも起きない限り見ることは出来ない。見ることが出来ない状態であることが望ましい設備(薗原ダムは完成してから48年経つが、今まで一度も点検放流以外でクレストゲートが使われたことは無い)なのだが、そこからの放流を見ることが出来る唯一の機会がこの「ゲート設備の点検に伴う放流」なのだ。
クレスト部(てっぺんw)に設置されているゲートだから、そこから水が流れるようにするには、貯水量がMAXになってないといけない。ゲートより水位が上にないと、物理的に水流せませんのでww
今年は雪解け水がたっぷり貯まってくれたので、早々に満水状態になっており、先日たぷんたぷんな状況を愛でてきたりしていた訳なのだw
※ 2014.05.21 表記に誤解を招く表現がありましたので、訂正いたしました。ご指摘ありがとうございました。
……っとまぁ頻繁に来てはいますが、何度見てもいいよね~っと下流側のビューポイントへ。ハウエルバンガーバルブからの放流が今日も美しいわね、とニヨニヨしながら愛でるなど。
今回は、放流を行っている間に限り、ダムの左岸側への立ち入りが許可された。普段見ることの出来ない角度から放流を愛でられるということで、ほとんどのダム愛好家さんは左岸側へ行ってしまったので、下流側は実に閑散w お陰でゆったりと撮影ポジション確保したりなどしながら点検放流の開始を待つ。
しばらくすると、放流開始を知らせるアナウンスとサイレンが山に響き渡った。そして……
クレストからの放流、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
10分毎に一つづつゲートを開けていく。それまで放流していたハウエルバンガーバルブも2つ目のゲートが開いた後絞られた。個人的には、クレストからの放流とバルブからの放流が両方見れたあたりがいいなぁ~って思った。
全門開いたところで、場所移動することにした。
右岸の駐車スペースに車を置かせてもらって、まずは放流具合を覗きこむ。いつも乾いてるスキージャンプが白いよ~水紋が見えるよ~ヽ(=´▽`=)ノ♪
天端を渡り、いよいよ特別に開放して頂いた左岸側へ。うわ~この角度から薗原ダム見れるなんて夢みたいヽ(=´▽`=)ノ♪
いつも遠目に見ていた看板が目の前に!!!デカッww
……などと浮かれているうちに、放流量が増加しており……。天端に到着した頃の写真と比べて真っ白でしょう?
ジャンプ台からすぐ真下に落ちてた水がだいぶ前の方に飛んでいる。最大で4門合計で毎秒30トンの放流が行われた。
ピークを確認してから、再度下流側のビュースポットへ。水の勢いが増したので、水しぶきがたっぷりヽ(=´▽`=)ノ♪
ゲートの動きも問題無く、計画通りに点検作業も完了できたようでよかったですヽ(=´▽`=)ノ♪
薗原ダム周辺は、道路もあまり広く無く、大きな駐車スペースにできそうな場所も近くにないので、放流イベントといったような形での実施は難しい環境にあるけど、タイミングが合うようであれば、今後も見学させてもらえるといいな~と思う美しい放流でしたヽ(=´▽`=)ノ♪
■DAM-DATA:初回訪問時のページをご参照ください。
薗原ダムをたくさんブログに掲載してくれてありがとうございます。
返信削除「クレストゲートは、100年に一度の大洪水を想定して設置されている非常用洪水吐」のところが誤解を招く表現なので訂正をお願いします。
ダム地点で「100年に一度の洪水」を想定してダムは設計しているので「100年に一度の洪水」では常用洪水吐(コンジットゲート)で洪水調節できてしまいます。正確には、「100年に一度の洪水を超える大洪水」を想定して非常用洪水吐(クレストゲート)を設置してます。
ちなみに薗原ダムは完成してから48年経ちますが一度も点検放流以外でこのゲートから放流したことはありません。
ブログご覧頂きありがとうございます。記載内容につきましてご教授頂きありがとうございました!早速訂正致しましたので、ご報告申し上げます。
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