2017/12/19

野反・野反・野反な2017年


ちょっと時間が出来たので、2017年の振り返りなぞやっております今日このごろ、皆さまダム活に励んでらっしゃいますでしょうか。今回は野反通いについて思い出話なぞしようかと思います。

2016年は西の方のダムの見聞を広げることを目的にガンガン遠征する一年でしたが、暮れからあんまり身動きが取れない状況になりまして。それから数ヶ月、やっと何となく状況の変化に馴染みだしたので、そろそろスキマ時間を広げることができるかなぁと試行錯誤を始めた頃に、その言葉は飛んできた。

写真展やろうと思うんだけど、一緒にどう?

時は5月。写真展は9月から約1カ月の予定。テーマは中之条のダム達。お誘いくださったダムマイスターの夕顔さんが今までに足繁く通い撮りためてきた沢山の写真からいろんなダムの表情を紹介する写真展か、いいなー。今年はあんまりあちこち遠くへ飛んで行くことは厳しいけど、群馬なら射程距離、大丈夫。お手伝いしますよー!(๑•̀ㅂ•́)و✧…と二つ返事したところ

野反の写真が無いのよねぇ…

お手伝いのターゲットは野反ダムー!(๑•̀ㅂ•́)و✧
そこでNOW2000さん、自分のストック掘り起こしてみ……いや、掘り起こすまでもなかった。私、野反ダムには2014年秋に一度行ったきりだったww。

2014.09.28

とてもお天気が良くて、展望舎から眺めるダム湖や紅葉がとても綺麗だったが、冬支度に入ろうとしている時期であった。今度は春に行きたいなと思った記憶がふっと蘇る。

あれから結構経ったなぁ。今ならサクッと見てこれるんじゃない?と気楽な気持ちで「撮ってきますよー♪」と答えた。えぇ、とても気楽な気持ちで。

5月。ちょうど身の周りでは色とりどりの花が咲き乱れる季節だった。時間の調整がついた月末に、青空と緑が広がる野反湖および野反ダムを撮れたらいいなぁと気楽に向かった。

2017.05.30
色とりどりの花が咲き乱れる妄想のまま走り続けた私を迎えてくれた景色は…色味が無い…てか雪がある…(´・ω・`)アレレレ。野反ダムが位置する場所は標高1500mのエリア。下界(コラ)が春真っ盛りでもここはまだ雪が残ってる状態。来る時期が早すぎた。まぁそれでも遅い春の訪れを感じるものが幾つか見られたので良かったのだが。

そして野反通いが始まった。週末に時間が取れるように、平日のプライベートタイムの圧縮と家族への根回し、平行して野反ダムのある中之条周辺の天気のチェック。
…と言っても、野反ダムらへんの天気と中之条町の天気って全く別物で。事前に大丈夫かなぁ~って思って行っても

2017.06.18
…しっ…白ぃ…\(^o^)/

2017.06.18
しばらく(数時間w)粘るも、神秘的な光景は拝めるものの(これはこれで美しかったんだけども)、私の求めているパキーっとしたものからは程遠い世界。(´・ω・`)

通えば通うほど、霧に隠される(というか、視界がほんとに無くなって遭難するかと思ったレベル)の繰り返し。
ホント私、野反ダムに嫌われてんじゃないだろうかと…(`;ω;´)。
普通ならさっさと諦めるところだが、しかし私は諦める訳にはいかない(いけないw)のですよヽ(`Д´#)ノ ムキー!!←

2017.07.09

根気よく野反通いを続けた結果、通いこんだせいでどんどん到着時間が早くなり。薄暗い野反休憩舎に到着し、ぼーっと待っていると野反湖さんたら、朝焼けで空が桜色に染まるプレゼントヽ(=´▽`=)ノ

2017.07.09

そしてついに、霧じゃない、青い空とそれが映り込む湖面、生き生きと生い茂る新緑を一枚に収めることができたのであったε-(´∀`*)ホッ

これで野反通いはおっしまーい☆…となるつもりで居たら、隣でカメラ構えてたおじさんが呟いた。

これは来週だねぇ~♪ 来週も来るんでしょ?

なっ…?!何が来週なのぉぉ!? とキョトンとする私に、おじさんが続けてくれた。

おじさん「キスゲ撮りにきたんじゃないの?ノゾリキスゲ。」
ワタクシ「へ?私はダムっす、ダム。…ほら、あの奥に見えてるアレですよアレ」
おじさん「ダムぅ?!…あぁ、あのちまーっと見えてる土手?
ワタクシ「土手ぇぇ?!ヽ(・ω・)/ズコーw」

おじさん → お花(ノゾリキスゲ狙い)
ワタクシ → ダム(ダム湖狙い)

同じ方向向いていても、必ずしも同じものを撮っているとは限らないのがカメラの世界の面白さ?w せっかく教えて頂いたので行かない訳にはいかなくなり(笑)、翌週また会いましょうねぇなんて言って現場を離れ、やってきました一週間後

2017.07.15

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!



一面の黄色いお花畑、すげぇぇぇぇぇ!!!!
標高1500mに限られた期間だけ現れる、天空の花園!

というわけで、無事、野反ダムの写真を出展することができたのでありました。

■DAM-DATA:初回訪問時のページをご参照ください。

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