芹川(せりかわ)ダム
E
A
Ver.1
12月入ったある朝、私は滋賀県におりました。メインの目的はダムとは関係なかったんですが、せっかく遠出するなら…とちょっと寄り道してやってきたのは芹川ダム。同名のダムが九州にもありますが、今回は滋賀です。
下流側に広めの駐車スペースがありましたので、そちらに車を停めまして。早朝でしたがトラックが一台停まってて、ドライバーさんが新聞読んではりました。
外に出たら、ひんやり。どれくらいひんやりかっていうと
これくらいw。水たまりに薄氷張ってました。
駐車スペースはダムから少し離れておりまして、そこからはダム堤体は見えません。と言っても数分歩けばダム直下な位の距離なので、元気よく向かいましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
駐車スペースからダムへ行く道の入口には、色々な看板が立ててありました。ダム周辺は県立野鳥の森として整備されているようです。なお、以前は「野鳥の森ビジターセンター」という施設があって、野鳥について学べたりしたようですが、平成22年に閉鎖したとのこと。残念。
轍に従ってダムへ向かって歩きます。訪問した日は、途中でカラスの群れの歓迎を受けつつ(ちょっとびびりつつ)歩きましたら芹川ダムが見えてきました。
直下はウロウロできますので、右から左からカメラ構えて撮ってみたりしましたが、見事な逆光タイムだったので黒い土手状態にorz
草むらな中にコンクリートの施設がぽつんと鎮座。ダムから取水した水をここから流すと思われます。
さてさて堤体周辺は滋賀名物(と勝手に思ってる)の野生動物避けの電気柵で囲われておりまして、堤体へはこちらのゲートから入れるようになってました。チェーンロック2錠体制です。ガチャガチャ外して、お邪魔しまぁ~っす!。すぐ戻ってくるからといって、手を抜いてはなりません。きちんと施錠し直してから堤体に向かいましょう。
天端まで続く階段をずいずい登っていきます。落ち葉で埋もれているので足元注意。冷え込んでるので足元注意。って気をつけていたのに、1回ズコーッと滑って転びましたw ご注意下さいw
堤高27mのダムですから、あっという間に天端に到着です。……(霜で)白いw。
天端からダム湖を望みま……したら、水あらへん。芹川ダムさんはかんがい(農業用水)目的のダムなので、この時期はお水の需要が低い時期ですのでお水無いみたいですね。こういう時期にダムのメンテナンスなんかもやると思われます。
振り返って今度は下流側を見てみます。実は直下は墓地になってまして、墓地が見渡せます(ぉぃ)。更に遠くに目をやると市街地も見えますね。あの辺りからなら毎日ダムが見えるご家庭もあるのかぁ。いいなぁ。(^q^)←
探索を続けます。天端を渡りきって左岸側には取水設備がありました。建屋の横から階段がダム湖に繋がっていました。建屋のプレートを見ると取水口ゲートが9門、土砂吐ゲートが1門とのこと。
水位低いので、9つの取水口が全部露出してましたね。横からまじまじと眺めてみるなど。
そしてダム湖の対岸側を望むと青い橋が見えました。おそらくあそこが自由越流式の洪水吐。……おそらく、というのは、娘が同行していたのですが早朝だったのでダムより眠さを主張され、車で待っててもらってたんですが、私が探索している内に覚醒しきったようで「もどってこーい」とコールが来たので切り上げた為。今回は洪水吐まで行けていません。また次に来た時はしっかり見学したいです。
足早に戻りつつ、上流面を眺める。コンクリートで護岸されてますね。
今度はお水がたっぷりたまっている時に、じっくりお邪魔したいなと思います。
■DAM-DATA
ダム番号 | 1355 |
型式 | アースダム |
非常用洪水吐 | 自由越流式 |
常用洪水吐 | - |
低水管理設備 | - |
ダム湖名 | - |
所在地 | 滋賀県犬上郡多賀町 |
河川名 | 淀川水系芹川 |
堤高・堤頂長 | 27m・135m |
総貯水容量 | 1781千㎥ |
管理者 | 滋賀県 |
Web | - |
本体着工/完成年 | -/1955年 |
駐車スペース | 下流側に広いスペースあり |
トイレ | 駐車スペース脇 |
おむつスペース | - |
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