布目(ぬのめ)ダム
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Ver.1
高山ダムから一山超えて奈良県へ入った。天気はかなり良くなってきていて、エアコン効かせている車内でも日差しが痛いぐらいになってきた。そんな中、ダムに向かうために通った道では地元の方が草刈りをされていた。暑い中お疲れ様です......。お陰でゆったり走ることが出来ました。感謝。
さて、布目ダム。ダム巡りって勿論どのダムに行くのも楽しみなのだが、このダムに来るのはとても楽しみだった。
布目ダムは、水資源機構が管理する多目的ダム。愛する下久保ダムさんの角程ではないけど、堤体がクネッと曲がっているのだ。
到着早々、天端脇から堤体を望む。ほらほら、奥のほうが少し曲がってるんだよね~~。
車もすれ違えそうなぐらい広い天端だが、車両の通行は出来ない。ちょっと歩くのどうしよっかなーと思ってしまう位に日差しが強くなっていたが、ここはウダウダ言ってないで見てこなくちゃ……。デモアヂィ(;´д`)
とりあえず目の前に管理事務所があるので、ダムカードを頂いておこうかな。
インターホンは門の横にあったよ。女性の職員さんが応対してくれた。で、「もしよろしければ、お写真撮らせて頂いて、ホームページに掲載させて頂きたいのですが~」とお声がけいただき、お昼寝突入中の娘を除く3人で写真撮ってもらったりなど。翌日には布目ダムのホームページに掲載されていたようだ。ありがとうございましたヽ(=´▽`=)ノ♪
ダムについて紹介している看板。大きさ等の比較対象が東大寺の大仏様だったりするところが、奈良県だなぁ、地域色出てるなぁ、と思ったw
(実際、東大寺のある奈良公園まで車で40分ぐらいの距離、一山超えれば奈良公園だったw)
では暑いけど、見学~~。家族は車の中で待機するーって逃げてったヾ(*`Д´*)ノ"ヒドイッ!!
非常用洪水吐は自由越流式~。ダム湖側に出てる背の高いものは選択取水設備だ。
選択取水設備で取水された水は、そのまま下流に流すのではなく、ダム下にある水力発電所で発電した後、流しているんだって~。
天端渡るよ~。あちぃ。。。(;´д`)-3
暑いけど、堤体のクネッとしたとこに来たよ!(^q^)♪ 角度が急ではないので「カド!」ってのは無いんだけど、なんでしょうね、まっすぐじゃないってところが良いんですよねぇ(^q^)←
天端から下流面を望む。自由越流式の吐口から全面的に流れ出た水が真ん中にある減勢工へ集まって、下流に流れて行く。
クネッっと曲がった先からダム本体を望む。コンジットゲートが微妙に見えたヽ(=´▽`=)ノ
布目ダムには、クネッと曲がった先に脇ダムがある。こちらはロックフィルダムだ。
うん。どうみてもロックフィルダム。ロックフィル部分の天端は芝生と石のモニュメントが並ぶ広場になっていたよ。
素人目には、ロックフィルの脇ダムと重力式コンクリートのダム本体とが繋がっているように見えるので、複合ダム(コンバインダム)と呼ばれる部類のものかと思いきや、これは繋がって居る状態ではないんだそうで、複合ダムにはならないらしい。
そういえば、群馬県の矢木沢ダムもアーチダムと重力式コンクリートダムとロックフィルダムが繋がってるように見えるけど、複合ダムとは紹介されてない……ってことはアレも繋がってないのかな?
うーん。「繋がっている状態」の定義がよくわからない……。これは今後の課題になっていきそう……。
天端からダム湖を望む。こちらもエアレーション装置が稼働しているのが見えた。
天端の柵に、エアレーションについての説明パネルがつけてあったよ。
一通り歩いて車を停めていた管理事務所前の広場まで戻ってきたら、周辺で草刈りをしていた人たちが続々と集まってきて、ランチタイムとなっていたw
■DAM-DATA
ダム番号 | 1580 |
型式 | 自然越流型直線重力式コンクリートダム |
非常用洪水吐 | 自由越流方式×11門 |
常用洪水吐 | 高圧ラジアルゲート×1門 |
低水管理設備 | ジェットフローゲート×2門 |
ダム湖名 | 布目湖 (ぬのめこ) |
所在地 | 奈良県奈良市北野山町 |
河川名 | 淀川水系布目川 |
堤高・堤頂長 | 72m・322m |
総貯水容量 | 17300千㎥ |
Web | 布目ダム管理所(水資源機構 木津川ダム総合管理所ホームページ) |
本体着工/完成年 | 1975年/1991年 |
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