大仁田(おおにた)ダム
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5月の連休のドライブのついでに、大仁田ダムに寄ってきました。ここ最近はしっかり計画立ててこのダムへ!ということをあまりしておらず、今回も家族とのドライブの途中に地図上で見つけて「ちょっと寄ってこか♪」と立ち寄るライトな訪問です(ぉ
大仁田ダムと言えば、Googleマップのスポット情報が位置ズレしていたとかで「Googleマップで行こうとすると全然違うところに連れて行かれるから注意してね」と言われたことが印象に残っていたのですが、現在は位置情報も修正されており、迷うことはありません。ナビの言うままに車走らせてましたら……
どーん(∩´∀`)∩
今時のゲートレスなダムですね。穴あきダムとか坊主ダムとか呼ばれてるタイプのダムです。とてもすっきりしたデザインです。そして下流どセンターを満喫できる下流側の橋!直下も右岸側左岸側共にお近づきになれるスタイル。見学者を意識した作りだなぁとニヨニヨ(ダム好き的勘違い炸裂)。
直下にトイレも整備されてます。素晴らしい~(*´▽`*)♪
天端に向かいましたら、右岸側に案内図がありました。とってもシンプル。マップだけでなく、ダムの諸元や成り立ちとかダムの情報を書いてくれてたらもっと嬉しいですね…♪
大仁田ダムがある大仁田川は、群馬と長野の県境にある名無山より発し、南牧川へと合流する川で、とても急な流れの為、過去に何度も洪水被害を受けていたそうです。そこで、群馬県で初めての生活貯水池としてダムの建設が計画され、ここに誕生したというわけです。
天端から下流面を望む。常用吐きからお水流れてました。
大仁田ダムの洪水調節の容量配分は「オールサーチャージ方式」を採用してます。洪水の時に使う容量は、常時満水位からサーチャージ水位までの間の部分。なので、年中水位は常時満水位を保っている(かそれを下回る)スタイルです。
大きなダムだと洪水期になると洪水期制限水位まで水位を下げて、洪水調節容量を確保する運用(制限水位方式)をしてたりしますが、ここはそのような切り替えは無い、ということになります。
天端を渡り切って、ダム湖がわから堤体を望む。大仁田ダムさんの上流面~(*´▽`*)
左岸側には、管理事務所と東屋、そしてダム湖の銘が刻まれた石碑が鎮座。私がダムをあちこち眺めてる間、家族は東屋でくつろいでましたw
管理事務所はちょっとかわいい作りだなと思いました。主に屋根の部分。
大仁田ダムはダムカードを配布しているのですが、平日のみの配布となっています。思い付きでいきなり訪れたので、今回は頂けませんでしたが、次の機会にはタイミングもよく考えて訪問しないとですね。
さて、案内図看板の説明もっと書いて欲しいなんて前述してますが、ダムの各所に説明パネルが設置されてました。
天端からダム湖である大仁田湖を望む。こぢんまりとしたダム湖。奥に小さな橋が見えました。
網場。草木が生い茂ってて、とても自然と馴染みつつあるお姿。通船扉もがっつりと草木が茂っていたので、船通す必要が出たとき、一苦労しそうな予感w
大仁田ダムの下流側から登山道が始まっているようで、トイレの近くに祠がありました。登山道の入口ということもあって、トイレや駐車スペースが整備されてるのかなぁ。
祠には、天狗のお面や大きな石が祀られていました。脇に砂防が連なっている登山道。しょっぱなから結構な傾斜な入口でしたので、ま、ま、またの機会に…ww
■DAM-DATA
ダム番号 | 3073 |
型式 | 直線越流型重力式コンクリートダム |
非常用洪水吐 | 自由越流式 |
常用洪水吐 | 自由越流式 |
ダム湖名 | 大仁田湖(おおにたこ) |
所在地 | 群馬県甘楽郡南牧村大字大仁田 |
河川名 | 利根川水系大仁田川 |
堤高・堤頂長 | 54.4m・163m |
総貯水容量 | 437千㎥ |
管理者 | 群馬県 |
Web | - |
本体着工/完成年 | -/2001年 |
駐車スペース | 直下・管理所付近に駐車スペースあり |
トイレ | 直下の広場 |
おむつスペース | 障がい者用トイレあり、工夫すれば使える |
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