薗原ダム
G
FNP
Ver.3
2012年12月のハウエルバンガーバルブからの放流を上から眺めて来てから、また行きたいな〜と思っていた薗原ダムさん。
川治ダムで試験放流を行う前日からハウエルバンガーバルブからの放流を行っていたので、川治ダムから離れてはいるものの、行けないことはないよなぁと欲を出して訪問することにした。
薗原ダムにはもうひとつ行きたい理由があった。過去に2回訪問しているが、堤体正面からの写真を撮った事がなかったのだ。ダム巡りをしている中でダム愛好家の方とも情報交換させていただく機会が増えてきて、薗原ダムの堤体を愛でるスポットも教えて戴いたりしていたので、今回は是非とも正面からのお写真を持ち帰るぞーと思っていたのである。
てなわけでやってきました薗原ダムさんの真正面(∩´∀`)∩ワーイ♪ この場所、薗原ダム管理所の方が見やすいようにと定期的に草刈りや木の剪定を行なってくださっているそうです。今回も大変見やすくなっており感謝感謝でした。
堤体側から見るとこんな感じでスッキリしてくれてはるのです(∩´∀`)∩ワーイ
正面からの放流風景を楽しんだ後、管理事務所横の駐車スペースへ車を移動させて、とりあえず同行してるムスメを満足させるべく「ダムカードくーださいっ♪」。
ダムカード持ってホクホクしているムスメを連れて堤体を愛でる。
新緑の薗原ダムさん。若葉に囲まれていると心なしかダムも生き生きしているように見えたり(∩´∀`)∩♪
ゴゴゴゴ〜!と大きな音とともに放流している様子を上から観察。離れてるけど迫力あるね〜!やっぱり現地で見ると違うよね〜!いいね〜!!とワタクシ一人で大興奮w
副ダムからも勢い良く越流していた。
展望台から堤体を眺めていたら、何処からともなく甘〜い香りが漂ってきた。キョロキョロと見渡すと、展望台の足元に藤の花が咲いていた。改めて周囲を見渡すと、山の斜面にも藤色の花がチラホラ。地元では既に花は終わっていたので、もう一度楽しめて良い感じw
…というところでこの日の薗原ダムさんの見学を終えるところだったのだが、急遽予定変更して更に見学させてもらうことに。
というのも、この日は地元の小学生がダムの見学に訪れていて、ちょうどこれから堤体内の見学を行うところだということで「一緒に見学されますか?」とお声掛け頂いたのだ(ビックリ)。んなもん断る理由なんざございませんっw 尻尾パタパタ振って「おおおお願いしますっ!!!」←
天端に移動して、エレベーターに乗り込んでいざ堤体内へ。ドキドキ。ご一緒させてもらった小学生のみなさんは元気一杯。エレベーターに乗るだけでも大騒ぎw ダム見学をすごく楽しんでるのを感じましたw
エレベーターを降りて案内されたのはゲート操作室。はい、スキージャンプの下の部分ですね。窓から外を眺めたら目の前でバルブ放流ぷっしゃあああですよ(鼻血←)。窓に鈴なりになってわーわー言ってる小学生の皆さんに負けない勢いでウヒョオオオオ(^q^)と浮かれつつ…
うぉー操作パネルだ〜〜〜!今はボタンだけの操作盤じゃなくて、モニタがグラフィカルなのね〜〜とか思いながらジロジロ。基本的にゲート操作は管理事務所内にある操作盤から行うので、ここの操作盤を使っての操作は行われないそうだ。ここを使う時というのは相当な緊急時ということになる。ずっと使わずに済む状態が続きますように。
同行していたムスメは「おぉ…ボタンがいっぱいでちゅ…(^q^)」と手を伸ばしていたので慌てて制止したら「ちゃーんとロックかかってますから大丈夫ですよー^^」とのことw(とは言え勝手に押さないように注意しました><)
操作パネルの他にも大きな機械が並んでました。簡易ベッドも置いてあったなぁ。洪水調節等の状況によってはここで仮眠とられたりするのだろうか。。。(´・ω・`)
放流真っ最中なので、どうしても外のハウエルバンガーバルブ側に目が行きがちなんだが、反対側を眺めると、コンジット部の高圧ラジアルゲートが見えた。ゲートの上に油圧シリンダーが見える。引張ラジアルゲートって呼ばれてるものかな(…と思ったら向きがちがったっぽい。ご指摘感謝)。
ガラス越しの見学だけとおもいきや、次の見学場所への動線でもあった為、更に間近で見学させてもらってしまった(^q^)。
間近でみると、ホント大きすぎて、ただただ「うわぁ〜」「でかぁ〜」「すごぉ〜」の繰り返しになってしまう単純脳なのだが、大きいゲートでした、はい。放水量に合わせて、バルブからの放流にしたりコンジットからの放流にしたりと切り替えて運用されているようだ。
そして次に案内していただいたのは…
ぷっしゃああああああああ!!!!
そう、ダム直下に行かせて貰ったのです(^q^)。まさに真横でハウエルバンガーバルブが水噴き出してるのを小学生の皆さんと一緒に「うひゃああああああああ(∩´∀`)∩」と見学w
iPhoneでの簡単撮影なのでブレブレで恐縮ですが、ハウエルバンガーバルブからのぷっしゃあ具合をご堪能ください(∩´∀`)∩
ほら、水しぶきの真横w あまりの水の勢いにムスメは軽くフリーズしていましたが、小学生のお兄さんお姉さんに相手してもらったりしてる内に慣れてきたようでしたw
この日は天気も良く、夏を思わせる陽気だったので、放流の水しぶきが気持よくて、水遊びしてるようなテンションにww みんな見事に水かぶってたと思いますww
ワガママ言わしてもらって、副ダムの方まで行かせてもらって、放流の様子を撮らせてもらいました(∩´∀`)∩ おもいっきり水浴びたけどサイコーな場所からの見学でテンションMAX!でしたw
さてさて、だばぁもいいけど視点を堤体に戻しまして。
間近で見る事ができるとは思って無かったのでうれしさのあまりペタペタ触りまくってた私(またかよw)、古いダムの特徴の一つである「木の型枠でコンクリートを固めたことで出来る木目」が確認できた。
外側だけでなく、内側にも木目が確認できた。意図してはいないハズなんだけど、この木目のお陰でコンクリートに味が出てるように思うので私は好きなんだよなぁ。
エレベーターホールのそばから更に下に伸びる監査廊。この先はダムの底。底にたまった水を排水するポンプがあるそうだ。この横にプラムライン室もあった。
ほんと思いつきな行動のせいで、突然の訪問にも関わらず、堤体見学させて頂いて、とても素晴らしい経験をさせて頂きました。本当にありがとうございました!!!
■DAM-DATA:初回訪問時のページをご参照ください。
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